安田顕「“結果的に面白くなっちゃったね”で、なんとなく生きてきた人間」“主演”抜擢理由に感謝!?

主演・安田顕、監督・李闘士男、脚本・坪田文が、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』以来の再タッグを組む“喜怒哀楽”サプリメント・ムービー『私はいったい、何と闘っているのか』が12月17日より公開。このほど、10月25日にテアトル新宿にて完成披露上映会が実施され、キャストの安田顕、ファーストサマーウイカ、金子大地、伊集院光、李闘士男監督が登壇した。

李監督から「頑張れば頑張るほど、かっこよく見えず、チャーミングに見える人」という理由で、本作の主演に抜擢されたという安田。監督の言葉に安田は「すごいありがたいお言葉で、自分でも気づいたんですけど、なにか面白いことを言わなきゃって思った瞬間に面白いことが出てくる人間じゃないんですよ。“結果的に面白くなっちゃったね”で、なんとなく生きてきた人間」と自己分析し、「よく分かりましたね?」と李監督に感謝していた。

安田は共演した金子について、「すごくイケメンだし、これからのアミューズを支えていくのだろうと、私は勝手に思っている」とコメント。さらに、「とにかくギャップが大きい。イケメンだけで飯を食ってない。役者さんとしての幅がすごくある方。とにかく目立ちます。ぜひ注目してください」と役者・金子を大絶賛していた。

『私はいったい、何と闘っているのか』
12月17日(金) 全国公開
監督:李闘士男
原作:つぶやきシロー「私はいったい、何と闘っているのか」
脚本:坪田文
音楽:安達錬
主題歌:ウルトラ寿司ふぁいやー「今すぐアナタを愛したい」
出演:安田顕 小池栄子 岡田結実 ファーストサマーウイカ SWAY(劇団EXILE) 金子大地 菊池日菜子 小山春朋 田村健太郎 佐藤真弓 鯉沼トキ 竹井亮介 久ヶ沢徹 伊藤ふみお(KEMURI) 伊集院光 白川和子
配給:日活 東京テアトル

【ストーリー】 伊澤春男(安田顕)、45歳。勤続25年の地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任。それでも信頼する上田店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉が、今日もやる気を掻き立てる。たまの休みは、息子の少年野球の熾烈なレギュラー争いのために考えた“差し入れ作戦”。またある時は長女の彼氏に父親の威厳を見せつけるための名酒“ナポレオン”作戦。そして仕事では、念願の店長昇進への妄想と現実の狭間で喜んだり落ち込んだりの繰り返しの日々。一見平凡に見えても、彼の脳内は今日も戦場と化す。甘えも嫉妬も憤りも悔しさもすべてを強がりのオブラートに包み込み、日常を戦うこの中年サラリーマンは、束の間、なじみの食堂で哀愁に浸りながらいつものカツカレーを全力で喰らい尽くす。愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに待っていた予想外の結末とは…。

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