アベンジャーズの後を継ぐ、最強ヒーローチームの活躍を描く映画であり、本年度アカデミー賞にて『ノマドランド』で監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督最新作『エターナルズ』が、11月5日より公開される。このほど、現地時間10月18日(日本時間10月19日)にロサンゼルスにてワールドプレミアが行われ、ジェンマ・チャン、リチャード・マッデン、アンジェリーナ・ジョリー、クロエ・ジャオ監督らが登壇した。
世界中が待ち望んだ、アベンジャーズに次ぐ新たなヒーローチームの戦いを描く本作のプレミアということで、会場にはブルーのカーペットが100m以上にわたって敷かれ、エターナルズの戦士たちの役衣装も飾られるなど今年一番の大規模なプレミアとなった。また、コスプレをしたファン達もかけつけるなど、新たなヒーロー達の誕生を待ちわびるマーベルファンや多くの取材陣で会場はただならぬ熱気に包まれた。
満を持してキャスト陣が登場すると、会場の盛り上がりは最高潮に。チームの中で最も危険な女戦士・セナ役を演じたアンジェリーナ・ジョリーは、シックながらゴージャス感あふれるドレスで登場すると「ここまであまり外に出ることができなかったでしょ。だから、今夜こうやって、外に出て、みんなで集まって、その顔を見ることができて、とても幸せに感じているわ」とプレミアに参加した喜びを語ると共に、「日本のみなさん、この作品を楽しんでいただけることを願っていますし、愛を送ります」と日本のファンへメッセージを送った。
▲アンジェリーナ・ジョリー(左)、ジェンマ・チャン(右)
続いて、エターナルズの中心メンバーであるセルシ役のジェンマ・チャンは、「セルシはユニークなスーパーヒーローです。彼女は戦士というよりは考える人。自由奔放で、他者の感情を読み取る能力があります。そんなキャラクターを演じ、その核心に迫るには本当に興味深いキャラクターでした」と自身が演じた役について語り、エターナルズ最強の戦士イカリス役のリチャード・マッデンは「参加することができて、とてもワクワクしています。劇場で多くの人たちと一緒に映画を観ることができるのは、とても喜ばしいことですよね」と興奮気味に答え、最後は「日本のマーベルファンの皆さん、こんにちは!この作品をぜひ楽しんでください。いつか…すぐにでも飛んで行って、皆さんと会えることを願っています!」と来日を熱望した。
▲リチャード・マッデン(左)、ジェンマ・チャン(右)
次に、本作のメガホンをとったアカデミー賞監督のクロエ・ジャオは「こんなにたくさんの群衆を前にしたのは初めてで、この映画自体がクレイジーな乗り物に乗っているようなものだった。新しく出てくる“セレスティアルズ”という存在や、マーベル・シネマティック・ユニバースの源泉とは何かということを学んだりしたあとに、ファンの皆さんのリアクションを見ることができて、とても満足しているわ」と満足げに語った。
▲ブライアン・タイリー・ヘンリー(左)、クロエ・ジャオ(中央)、アンジェリーナ・ジョリー(右)
そのほか、「エターナルズ」の中で最も力が強く、コズミック・エネルギーを自らの身にまとうことができる強力な戦士ギルガメッシュを演じたマ・ドンソクや、インド映画界“ボリウッド”で大スターとして生活するキンゴ役のクメイル・ナンジアニ、自分の姿を自由自在に変化させることのできる少女のような見た目のスプライト役のリア・マクヒュー、発明の才能に恵まれ「エターナルズ」の“頭脳”を担う知性派メンバー、ファストス役のブライアン・タイリー・ヘンリーも登場し、華やかなプレミアイベントとなった。
▲アンジェリーナ・ジョリーと家族
『エターナルズ』
11月5日(金) 全国公開
監督:クロエ・ジャオ
出演:ジェンマ・チャン リチャード・マッデン アンジェリーナ・ジョリークメイル・ナンジアニ リア・マクヒュー ブライアン・タイリー・ヘンリー ローレン・リドロフ マ・ドンソク サルマ・ハエック キット・ハリントン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
【ストーリー】 地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。彼らの名は、エターナルズ。だが、地球滅亡まで残された時間はたった7日。タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、人類を守ることができるのか?そして、彼らに待ち受ける“衝撃の事実”とは…アベンジャーズに次ぐ、新たなヒーローチームの戦いが始まる。
©Marvel Studios 2021