アニャ・テイラー=ジョイ「あなたに私は救えない」『ラストナイト・イン・ソーホー』予告編&ポスタービジュアル

『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督の4年ぶりとなる最新作で、アニャ・テイラー=ジョイとトーマシン・マッケンジーが競演する『ラストナイト・イン・ソーホー』の公開日が12月10日に決定し、併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』で熱狂的な映画ファンを獲得し、2017年の『ベイビー・ドライバー』でさらなる脚光を浴びた映画監督エドガー・ライトが、1960年代ロンドンとホラー映画への愛を込めて贈るタイムリープ・サイコ・ホラー。ロンドンの異なる時代に存在する二人の若い女性は、ある恐ろしい出来事によって、それぞれが抱く“夢”と“恐怖”がシンクロしていく。同じ場所で異なる時代を生きる二人が出会ったとき、果たして彼女たちに何が起きるのか?

予告編は、ファッションデザイナーになることを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)が、新生活の期待を胸に大都会ロンドンのソーホーへやってくるシーンから始まる。しかし、デザイン学校に入学するも、60年代に憧れを持つ彼女は同世代の周囲とはうまく馴染めずにいた。寮を飛び出し、一人暮らしをスタート、お気に入りのレコードをかけ、ひとり眠りにつくと、エロイーズは夢の中へ…。通りを抜けて辿りついた先には、60年代のソーホーの街に佇むクラブ「カフェ・ド・パリ」。足を踏み入れると、鏡越しにひとりの女性、魅惑的な雰囲気をまとうサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)を見つけるのだった…。サンディと出会ってから、エロイーズの生活は一転。夜毎、彼女を追いかけ覗き込むうちに、「これは夢じゃない」と思い始めるが…。二人の少女を待ち受けるものは何なのか、現実なのか、覚めることのない夢か?60年代を彩る名曲と共に彩られるめくるめく展開に目が離せない映像となっている。

ポスタービジュアルは、ネオンがあやしく光り輝くロンドン・ソーホーの街に溶け込み、まっすぐこちらを見つめるエロイーズとサンディの姿が印象的だ。

『ラストナイト・イン・ソーホー』
12月10日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
監督・脚本:エドガー・ライト
脚本:クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
出演:アニャ・テイラー=ジョイ トーマシン・マッケンジー マット・スミス テレンス・スタンプ マイケル・アジャオ
配給:パルコ ユニバーサル映画

【ストーリー】 ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学する。しかし同級生たちとの寮生活に馴染めず、街の片隅で一人暮らしを始めることに。新居のアパートで眠りにつくと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)に出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返すようになる。だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が現れ、徐々に精神を蝕まれるエロイーズ。果たして、殺人鬼は一体誰なのか、そして亡霊の目的とは!?

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