「これで親友のフリができるな」思いやりの“嘘”が人生を変える!『ディア・エヴァン・ハンセン』予告編

第71回トニー賞で作品賞含む6部門、第60回グラミー賞で最優秀ミュージカルアルバム賞、第45回エミー賞でデイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞を受賞した同名ブロードウェイ・ミュージカルを、スティーヴン・チョボスキー監督と、『ラ・ラ・ランド』、『グレイテスト・ショーマン』のスタッフ陣が映画化する『ディア・エヴァン・ハンセン』が、11月26日より公開される。このほど、予告編と場面写真がお披露目となり、併せて、本作が10月30日から11月8日にわたり開催される第34回東京国際映画祭のクロージング作品に決定した。

本作は、主人公が1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、人とのつながりや“本当の自分”に気づくまでの過程を描いた希望に満ちたミュージカル映画。

予告編は、“Dear Evan Hansen”とエヴァン(ベン・プラット)が自らに宛てて手紙を書くシーンから始まる。なかなか馴染めず孤独な学校生活を送るエヴァンが「こんな人生じゃなければ…」と嘆くなか、ベン・プラットが歌う「Waving Through a Window」が流れ出す。この曲は舞台版で隠れた名曲として人気が高く、米ダンスクラブソング・チャートで1位を獲得。世界の歌姫・ケイティ・ペリーなど多くのアーティストもカバーするなど、全世界で愛される楽曲だ。自分の殻を破り一歩踏み出したいと悩むエヴァンは、同級生のコナー(コルトン・ライアン)と出会う。コナーは骨折してしまいギプスをつけるエヴァンに「ギプス真っ白じゃん」と話しかけ、「これで親友のフリができるな」と自分の名前を書き残す。そんなある日、突如コナーの死を聞かされたエヴァン。コナーの両親がエヴァンのギプスを見て息子の親友だと誤解してしまうものの、二人がこれ以上傷つくことを恐れ、とっさに嘘をついてしまう。エヴァンがついた“思いやりの嘘”は多くの人々の共感をうみ、SNSにて拡散。エヴァンの人生を大きく変えていく。代表曲「You Will Be Found」とともに「君はひとりじゃない」という強いメッセージが深く響き、人々との繋がりを通して自分を見つめ直すエヴァンがたどり着く、感動の結末を予感させる。

場面写真には、主人公のエヴァンを中心に、エヴァンの母親ハイディ・ハンセン(ジュリアン・ムーア)や、エイミー・アダムスらが演じるコナーの家族たちの姿、さらにはコナーがエヴァンのギプスに名前を書くシーンなど、印象的な劇中の名シーンが収められる。

『ディア・エヴァン・ハンセン』
11月26日(金) 全国公開
監督:スティーヴン・チョボスキー
製作総指揮・脚本:スティーヴン・レヴェンソン
製作総指揮:マイケル・ベダーマン ベンジ・パセック ジャスティン・ポール
製作:マーク・プラット アダム・シーゲル
楽曲:ベンジ・パセック ジャスティン・ポール
出演:ベン・プラット エイミー・アダムス ジュリアン・ムーア ケイトリン・デヴァー アマンドラ・ステンバーグ ニック・ドダニ ダニー・ピノ コルトン・ライアン
配給:東宝東和

【ストーリー】 エヴァン・ハンセン(ベン・プラット)は学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる。ある日、自分宛に書いた“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、図らずも同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、校長から呼び出されたエヴァンは、コナーが自ら命を絶った事を知らされる。悲しみに暮れるコナーの両親は、手紙を見つけ息子とエヴァンが親友だったと思い込む。彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは思わず話を合わせてしまう。そして促されるままに語った“ありもしないコナーとの思い出”は人々の心を打ち、SNSを通じて世界中に広がり、彼の人生は大きく動き出す。

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