山下智久「自分史上最長期、海外での撮影」ワイン評論家役で海外ドラマ初主演!「Drops of God/神の雫(仮題)」2022年配信!

世界中で愛され、日本のワインブームに火を付けた、作:亜樹直、画:オキモト・シュウによる日本の伝説的大人気漫画を、山下智久とフルール・ジェフリエのダブル主演、そして日本、アメリカ、フランス共同製作で実写ドラマ化する「Drops of God/神の雫(仮題)」が、2022年にHuluにて配信されることが決定した。

ガストロノミー(美食学)と高級ワインの世界と家族の宿命を描き、世界中で一大センセーションを巻き起こした長編漫画の実写化となる本作の物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者/著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェ(60歳)が東京の自宅で息を引き取るところから始まる。アレクサンドルの一人娘のカミーユは、9歳の時に両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった。東京に向かったカミーユ(29歳)の前で、アレクサンドルの遺書が読み上げられ、アレクサンドルが残した膨大なワインコレクション…専門家曰く“世界一のワインコレクション”をカミーユが相続するためには、アレクサンドルの弟子で、若く聡明なワイン評論家・遠峰一青(31歳)との対決に勝つことが条件だった。アレクサンドルの遺書には「一青は“魂の息子”」とあるが、果たしてアレクサンドルと一青の関係は…?複雑な家族関係、相続、そしてワインへの愛が二人の若者を宿命の対決へと導いていく。

今回のドラマシリーズにおいての大きな挑戦と言えるのは、原作漫画で物語の中心となる“神咲雫”という男性キャラクターが、フランス人女性・カミーユになっていること。この設定の意図と理由について制作陣は「対決する二人の主人公の一人を若い女性にしたのは、シリーズを通して二人の対決に緊張感を持たせられると考えたからです。それに、二人の主人公の関係がより豊かになるだけでなく、二人の違いが際立ちます。優秀で経験豊富な一青と、経験ゼロで素人のカミーユとの対比です。しかしカミーユには、長年封印してきた才能、たぐいまれな臭覚があります。また主人公を男女にすることで、経験する感情も違うものになり、多くのドラマが生まれます」と語っており、原作者の二人もこの挑戦を喜んで受け入れた。

聡明なワイン評論家・遠峰一青(とおみねいっせい)を演じるのは、世界で活躍の場を広げ続ける俳優・山下智久。頭脳、容姿、そして才能に恵まれた完璧主義の一青は、日本の名家に生まれ、跡取りとしての義務を果たしてきたが、偶然か必然か、ワインに魅せられ運命を狂わせていくという役どころ。さらには一青の出生には秘密があり…。山下は、2018年の映画『サイバー・ミッション』で初めて海外作品に出演、続いて世界約60の国と地域で放送・配信中の世界的大ヒットドラマ、Huluオリジナル「THE HEAD」への出演を経て、今回、遂に海外ドラマ初主演を果たす。制作陣に「多才で完全なアーティスト。素晴らしい俳優でもあり、一青を演じるにふさわしいカリスマ性も持ち合せている」と言わしめた。

一青のライバル・カミーユ役には、『エル ELLE』などで知られるフランスの新進気鋭女優フルール・ジェフリエ。制作陣は「私たちはカミーユのかよわさを体現できるフランス人女優を幅広く探してきましたが、天性の才能を持つカミーユのイメージにぴったりフィットしたのが彼女でした。フルールを見た瞬間、“彼女しかいない”と思いましたね。彼女は私たちがカミーユに求める、あどけなさと成熟の両方を持ち合せていたのです」とコメント。制作陣に「逸材」と言わしめ、オデッド・ラスキン監督にオーディションで選ばれたフルールは、原作とは異なる設定のキャラクターを演じ、このドラマのオリジナリティを高める。

脚本は『マリアンヌ -呪われた物語-』、『パラレルズ(原題)』のコック・ダン・トラン、監督は『アブセンシア ~FBIの疑心』、『ノー・マンズ・ランド(原題)』のオデッド・ラスキン、製作はダイナミック・テレビジョンのクラウス・ジマーマンが務める。

本作は今年8月よりフランスで撮影を開始、その後、イタリア、日本で撮影が行われる予定だ。

■山下智久(遠峰一青役) コメント
「神の雫」という壮大であり、繊細な、僕にとってのワイン学のバイブルでもあるこの作品に出演させていただく事をとても嬉しく光栄に思います。ワインの魅力や奥深さ、そして人間模様、様々な要素が複雑に絡み合い、成り立つ奇跡を皆様に感じてもらえるよう、真摯に作品作りに向き合って参ります。自分史上最長期での、海外での撮影ですが、海外チームと心一つに同じ気持ちで、より良いものを作れるよう切磋琢磨していきます。そして僕自身も、遠峰一青という役を通して成長できるよう頑張ってまいります。完成を楽しみに待っていてください。

■亜樹直(原作) コメント
「神の雫」をスタートさせた時、この漫画がワインの本場フランスで翻訳され、ヒットするなど予想だにしませんでした。それがかの国でドラマ化までされることになり、本当に感動しています。しかも神咲雫をフランス人の女性が演じ、遠峰一青を日本の人気俳優、山下智久さんが演じてくれるというではありませんか!作者の私たちも、どのようなドラマになるか、いち視聴者としても楽しみです。
©亜樹直、オキモト・シュウ/講談社

Huluオリジナル「Drops of God/神の雫(仮題)」
2022年 世界同時放送&配信開始/日本ではHuluで独占配信(全8話)
監督:オデッド・ラスキン
製作総指揮:クラウス・ジマーマン
原作:「神の雫」(作:亜樹直 画:オキモト・シュウ)
脚本:コック・ダン・トラン
出演:山下智久 フルール・ジェフリエ