“ファウストと悪魔の契約”を想起!?背中にタトゥーを施した男が迎える衝撃の結末とは?『皮膚を売った男』ポスタービジュアル

第77回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞、東京国際映画祭でも正式出品され、第93回アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートされ話題となった『皮膚を売った男』が、11月12日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となった。

矛盾に満ちた世界の在り様をユーモアを交えて描いた本作。難民のサムは、大金と自由を手に入れる代わりに現代アートの巨匠からあるオファーを受ける。それは背中にタトゥーを施し彼自身が“アート作品”になることだった。美術館に展示され、世界を自由に行き来できるようになったサムは国境を越え離れ離れになっていた恋人に会いに行くのだが…。

ポスタービジュアルは、「VISA」のタトゥーを施された主人公サムと、そんな彼の背中に優しく手を置く芸術家が印象的。その構図はまさにファウストと悪魔の契約を想像させる。左上には「世界中が息をのむ」と想像を遥かに超える結末を示唆させる言葉が刻まれている。主人公サムが迎える“息をのむ”ほどの衝撃の結末とは…?

併せて、本作の前売り券が8月20日より発売されることが発表された。詳細は公式サイトへ。
公式サイト:https://hifu-movie.com/

『皮膚を売った男』
11月12日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
監督:カウテール・ベン・ハニア
出演:ヤヤ・マヘイニ ディア・リアン ケーン・デ・ボーウ モニカ・ベルッチ ヴィム・デルボア
配給:クロックワークス

【ストーリー】 主人公サム(ヤヤ・マヘイニ)は、当局の監視下にあり国外へ出られなくなってしまう。海外で離れ離れになってしまった恋人に会うためなんとかして出国したいと考えていた彼は偶然出会った芸術家からある提案を受ける。それは、背中にタトゥーをし、彼自身が“アート作品”となることだった…。芸術品となれば大金を得ることができ、展覧会の度に海外にも行ける。恋人に会うためオファーを受けたサムだったが、次第に精神的に追い詰められていく。高額で取引されるサムを待ち受ける運命とは…。

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