伊藤沙莉「忘れられない一作」、大水洋介「同じ事は2度とできない」ダブル主演作『HOME FIGHT』が『そのカレ』と同時上映!

清水康彦監督が伊藤沙莉と大水洋介(ラバーガール)のダブル主演で贈る短編映画 『HOME FIGHT』が、リリー・フランキー主演、清水康彦監督、齊藤工プロデュース作『その日、カレーライスができるまで』(以下『そのカレ』)の同時上映作として、9月3日より公開されることが決定した。併せて、両作品いっしょになった予告編がお披露目となった。

『そのカレ』と併映される『HOME FIGHT』は、2020年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下、齊藤工が清水康彦らとともに始動したリモート映画制作プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」(TTF)の第3弾作品として清水康彦監督・脚本・編集、伊藤沙莉、大水洋介(ラバーガール)主演でリモート制作された、とある兄妹のリモート密室会話劇短編映画。『そのカレ』同様ワンシチュエーションで、リモート画面でつながった兄妹二人の会話のみで構成される意欲作で、まさに名コンビと言える、大水の独特の雰囲気と、伊藤のテンポ良いセリフ回しでコミカルな家族ドラマが描かれる。アドリブを交え繰り広げられる兄妹の攻防戦は伊藤、大水の演技力によって電波状況のハプニングすらも笑いに昇華させ、見事なグルーヴを生み出す。

『そのカレ』は、日本の一家団欒の象徴ともいえる家庭の味=カレーライスと、電波を通じて誰かと誰かを繋いでくれるラジオが、ひとりの人生、ひとつの家族にもたらすちいさな奇跡の物語。

■伊藤沙莉(妹役) コメント
Q:『その日、カレーライスができるまで』について。
カレーの完成が近付くにつれてリリーさんに、物語に、どんどん引き込まれていきました。近いのに遠い。遠いけど近い。冷たくて暖かくて、胸が締め付けられました。あのカレー、絶対に最高に美味しいです。

Q:『HOME FIGHT』について。
リモートならではの手法でリモートならではの掛け合いをしてリモートならではの奇跡が起きまくった本当にあの時あの状況でしか撮れない作品だったと思います。色んな意味で忘れられない一作をまた皆様に観ていただけることを本当に嬉しく、有り難く思います。

■大水洋介(兄役) コメント
劇中では妹役の伊藤沙莉さんですが、撮影の時は僕のボケやリモートならではのハプニングを母のような包容力で全て面白い方向に持っていってくれました。同じ事は2度とできません。そんな奇跡的な作品になっています。

『HOME FIGHT』
9月3日(金)より、『その日、カレーライスができるまで』と同時上映
監督・脚本・編集:清水康彦
企画・プロデュース:齊藤工
出演:伊藤沙莉 大水洋介(ラバーガール) 酒井健太(アルコ&ピース)
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 各々の自室にいる兄(大水洋介)と妹(伊藤沙莉)がオンラインで会話している。在宅自粛中のモヤモヤをぶつける妹と、物知り顔な口調で上から話す兄。芯のない兄の意見に妹は違和感を覚えつつも、兄を傷つけまいと気遣いながら会話をつづけるが…。

『その日、カレーライスができるまで』
9月3日(金)より、全国順次公開
監督・脚本・編集:清水康彦
原案・脚本:金沢知樹
脚本:いちかわニャー
企画・プロデュース:齊藤工
主題歌:安部勇磨「テレビジョン」
出演:リリー・フランキー
声の出演:中村羽叶 吉田照美 岡田ロビン翔子 黄栄珠 福田信昭 神野三鈴
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 どしゃぶりの雨のある日、とあるアパートの一室。くたびれた男が台所に立つ。毎年恒例、三日後の妻の誕生日に食べる特製カレーを仕込んでいるのだ。愛聴するラジオ番組ではリスナーの「マル秘テクニック」のメール投稿を募集している。すると男はガラケーを手に取り、コンロでぐつぐつと音をたてる特別な手料理についてメールで綴り始める。その横では、幼くして亡くなった息子の笑顔の写真が父の様子を見守っている…。「今年も妻の誕生日にカレーを作っています」「ただ、色々あって今年は一人です」…ある夫婦を繋ぐラジオ番組とカレー。絆で結ばれたふたりだけに訪れる、特別な奇跡の物語。

© 2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会 ©EAST FACTORY