ヴェンダースの傑作10選を特集上映「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも」11月開催!

1971年に長編デビュー後、数々の映画祭で受賞し、ロードムービーというジャンルを定着させ、今なお世界で愛され続ける名作を世に生みだした映画監督ヴィム・ヴェンダースのフィルモグラフィーから10作品を厳選し、最新のレストア素材を使用して上映する国内初の大規模特集上映「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも」が、11月5日から12月16日の期間でBunkamuraル・シネマでの開催を皮切りに全国順次開催されることが決定した。併せて、ヴェンダース監督による日本のファンに向けたメッセージ動画が公開された。

Photo credit:Peter Lindbergh

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』以外の9作品は、ヴェンダース監督自らの監修によってレストアが施され、色鮮やかに蘇った。注目は、ヴェンダース監督が新たに手を加え完成させた本邦初上映となる287分のSF大作『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』(上映の際は途中休憩あり)。その他にも初期ロードムービー3部作、小津監督が描いた“東京”と近代化した当時の東京を描き出す『東京画 4Kレストア版』、ファッションデザイナーの山本耀司を追った『都市とモードのビデオノート 4Kレストア版』、今でも多くの映画ファンに愛される『パリ、テキサス 2Kレストア版』、『ベルリン・天使の詩 4Kレストア版』にふたたび劇場で出会うことができる。

▼上映作品一覧

■『都会のアリス 2Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung 2014

■『まわり道 4Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung 2015

■『さすらい 4Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung 2014

■『アメリカの友人 4Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung 2014

■『パリ、テキサス 2Kレストア版』

© Wim Wenders Stiftung 2014

■『東京画 2Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung 2014

■『ベルリン・天使の詩 4Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung – Argos Films

■『都市とモードのビデオノート 4Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung 2014

■『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』
© Wim Wenders Stiftung 2015

■『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
©Wim Wenders Stiftung 2014

「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも」
11月5日(金)~12月16日(木) Bunkamuraル・シネマにて開催、以後全国順次開催
配給:東北新社