韓国の新鋭監督が世に送り出す新時代の逃走“サイレント”スリラー『殺人鬼から逃げる夜』9月公開!

「全く新しい韓国スリラーの傑作!」と表される映画「MIDNIGHT」(英題)が、邦題『殺人鬼から逃げる夜』として9月24日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

「耳の聞こえない」ギョンミは連続殺人事件の現場に遭遇してしまう。意味もなく、理由もなく殺人に手を染めるサイコパスな殺人鬼は、唯一の目撃者となったギョンミを次なるターゲットに据え、執拗なまでに彼女を追いかける。必死に逃げるギョンミだが、彼女には追手の足音は聞こえず、さらに助けを呼ぶ言葉も届かない。頼れるのは、自身の知恵と視力、そしてまさかの脚力のみ。大胆にして頭が切れるサイコパスがじりじりと迫る中、命をかけた真夜中の追いかけっこの結末は?

日本の公開に先駆け、2021年6月30日に韓国で公開されるや否や、新時代の逃走“サイレント”スリラーとして話題を集めた本作。監督・脚本を務めたのは、これがデビュー作となる韓国映画界の新鋭クォン・オスン。耳の聞こえないギョンミの視点で描かれる、新しい恐怖の追走劇、命綱なしで物語に放り込まれるようなノンストップで畳みかける衝撃は、観る者を緊張と興奮の渦中に引きずり込む。デビュー作でありながら、韓国映画界に恐るべき才能をみせつけた。

「耳の聞こえない」目撃者・ギョンミを演じるのは、『リトル・フォレスト 春夏秋冬』のチン・ギジュ。韓国最大の企業・サムスングループのエリート社員を辞めて報道記者となり、さらに俳優へと転身を果たした異色の経歴を持つことでも話題の彼女が、殺人鬼に追われる恐怖に追い詰められながら、愛する家族を守るため、サイコパスと命がけの鬼ごっこを繰り広げるギョンミ役を好演。さらに、ライジングスターとして注目の『コンジアム』のウィ・ハジュンが、ギョンミを追い詰める連続殺人鬼・ドシクを演じる。爽やかなスーツを着こなし、警察すらも手玉にとるスマートな表の顔と、殺人衝動を抑えきれない狂気を孕んだ裏の顔を巧みに操り、これまでにない、異色の連続殺人鬼・ドシク役を見事に作り上げた。

公開された予告編では、恐怖に耐えながら逃げるギョンミの姿と、まるで狩りを楽しむかのようにギョンミを追走するドシクの逃走姿が映し出されており、ギョンミの無音の世界を体感し、気づかぬうちに肉薄する犯人への恐怖に驚愕するという、強烈なインパクトに息を呑む。映像の後半では懸命に逃げるギョンミが、ドシクに対して立ち向かうシーンも見受けられ、ただ逃げ続けるだけではない強い女性としての姿も感じ取れる。

ポスタービジュアルでは、呼吸すらも憚られるほどの恐怖を写したギョンミの表情と、その背後にじりじりと迫りくる殺人鬼・ドシクの姿が配され、緊迫感を感じさせる仕上がりとなっている。

『殺人鬼から逃げる夜』
9月24日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 全国順次公開
監督・脚本:クォン・オスン
出演:チン・ギジュ ウィ・ハジュン パク・フン キル・ヘヨン キム・ヘユン
配給:ギャガ

【ストーリー】 「耳の聞こえない」ギョンミ(チン・ギジュ)は連続殺人事件の現場に遭遇してしまう。意味もなく、理由もなく殺人に手を染めるサイコパスな殺人鬼・ドシク(ウィ・ハジュン)は、唯一の目撃者となったギョンミを次なるターゲットに据え、執拗なまでに彼女を追いかける。必死に逃げるギョンミだが、彼女には追手の足音は聞こえず、さらに助けを呼ぶ言葉も届かない。頼れるのは、自身の知恵と視力、そしてまさかの脚力のみ。大胆にして頭が切れるサイコパスがじりじりと迫る中、命をかけた真夜中の追いかけっこの結末は?

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