鈴鹿央士「イギリスでサッカー観戦がしたい」空気読まない“願い事”に佐藤友祐が「おい、主役!」

1986年に小中和哉が22歳で監督した伝説のラブストーリーを、35年の時を経て、小中監督が鈴鹿央士主演でセルフリメイクする『星空のむこうの国』が、7月16日より公開される。このほど、7月5日にスペースFS汐留ホールにて七夕直前完成披露試写イベントが実施され、キャストの鈴鹿央士、秋田汐梨、佐藤友祐(lol-エルオーエル-)、有森也実、小中和哉監督が登壇した。

本作が映画単独初主演となった鈴鹿は、「監督とリハーサルを重ねて役を作って。現場では自由にやらせてもらった。楽しい雰囲気の現場で、のびのびとやらせてもらった」とコメント。

鈴鹿と初共演した佐藤は、鈴鹿に対して「その場で役に切り替わるタイプの人」だとし、2人がもめるシーンで「最初はいつも通りなのに、役に入った瞬間『おい!』みたいな(笑)。すごいビックリした」と、鈴鹿の役への切り替わりに驚いたことを明かした。

佐藤は、コミュニケーションを深めようと鈴鹿と秋田と食事に行ったという。佐藤は「2人の世代とちょっとズレていて。音楽の話になったら、2人で盛り上がって全然ついていけなかった」ことを告白。鈴鹿と秋田はヒップホップの話で盛り上がったそうで、鈴鹿は「ヒップホップを聴かなそうな2人だったので、『意外だね』って盛り上がった」ことを明かした。

七夕が近いということで、願い事をフリップで披露することに。監督とキャスト陣から「映画の大ヒット」という願い事が続く中、「イギリスでサッカー観戦がしたい」という超個人的な願い事を明かした鈴鹿。佐藤から「おい、主役!」とつっこまれた鈴鹿は、「恥ずかしいですね(笑)。今、大会が開かれていて、お客さんが結構入っている。盛り上がっているのを見ると、サッカー見に行きたいなあって思っちゃった…」と苦笑い。これに佐藤が「大丈夫!大ヒットにつながってると思う」と優しくフォローすると、鈴鹿はフリップの空白部分を指差し、「大ヒットって書いてます(笑)」とかなり厳しい言い訳をして、会場を笑わせていた。

『星空のむこうの国』
7月16日(金)より、シネ・リーブル池袋他、全国公開
監督・原案:小中和哉
原作・脚本:小林弘利
音楽:木住野佳子
主題歌:lol-エルオーエル-「2 your world」
出演:鈴鹿央士 秋田汐梨 佐藤友祐(lol -エルオーエル-) 伊原六花 福田愛依 平澤宏々路 高橋真悠 川久保拓司 有森也実
配給:エイベックス・ピクチャーズ

【ストーリー】 高校生の昭雄(鈴鹿央士)は2カ月間、同じ美少女が現れる夢を毎晩見ていた。ある日、現実の昭雄の目の前に、そのひとが突然現れる。彼女の名前は理沙(秋田汐梨)。理沙はある約束を果たすため、もうひとつの世界線に生きる昭雄のことを、ずっと呼び続けていた。理沙の純粋な想いが、星空の向こうの国から運命の人を呼び寄せたのだ。今宵は33年に一度のシリウス流星群が地球に最接近する日。まっすぐに惹かれ合う二人は、同じ星空を見て約束を果たすことができるのだろうか?

©2021「星空のむこうの国」製作委員会