阿部カノン「本当はドッキリ!?」、池田優斗「めちゃくちゃ嬉しい」『あの夏のルカ』日本語吹替キャスト発表!

北イタリアの美しい港町を舞台に最高の夏を描くディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』が、6月18日よりディズニープラスにて独占配信される。このほど、日本語吹替キャストとして、阿部カノンが主人公・ルカ役、池田優斗がルカの親友・アルベルト役、そのほか福島香々、浪川大輔らが出演することが発表された。


▲(左から)阿部カノン、池田優斗

物語の舞台となる港町ポルトロッソの住民たちが何よりも恐れているのは、未知の存在シー・モンスター。実はシー・モンスターもまた得体の知れない生き物である人間の存在を恐れており、それぞれの世界は海面で隔てられ、お互いを恐れ合い、決して交わることはない。それでもルカは抑えられない未知の世界への憧れと好奇心を胸に、親友アルベルトとともに禁断の地“人間の世界”へ冒険に出る。絶対見られてはいけない“秘密”を抱えて…。

主人公で“人間の世界”に憧れるシー・モンスターの少年ルカ役には、6月9日に12歳の誕生日を迎える、話題のミュージカルなどで大活躍の注目株・阿部カノン。2015年に映画『ギャラクシー街道』でデビュー後、ブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」にてヤングローラ役を射止めた阿部が、気は小さいが冒険心に溢れるルカの無邪気なキャラクターを等身大に表現する。そして、ルカの親友で“人間の世界”を知るシー・モンスターのアルベルト役を、ネクストブレイクとして注目される若手俳優の池田優斗が熱演。6月25日に16歳になる池田は、2010 年に俳優としての仕事をスタートし、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」で徳川家康の少年時代を演じたほか、今年はドラマ「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」、「ここは今から倫理です。」でレギュラー出演を果たすなど、その活躍に期待が寄せられている。フレッシュな日本版声優二人がどのような声の表現を見せてくれるのか?

オーディションで見事にルカとアルベルト役を射止めた二人。阿部は「ルカ役に選ばれたと聞いた時は、本当はドッキリなんじゃないかと思ってしまいました。ピクサーの映画が前からずっと大好きだったので、すごく嬉しかったです」と大好きなピクサー作品への参加が決まったことに驚きを隠せなかったことを無邪気に明かし、池田も「アルベルトというやんちゃな男の子の役を僕がやるとなって、めちゃくちゃ嬉しくて、早く台本が読みたいというワクワクした気持ちになりました」と本作に参加できた喜びを語った。今回、アフレコ初日に揃って収録をしたという二人。「すごく楽しかったです!最初は本当にずっと緊張しちゃっていたんですけど、(池田が)優しく話しかけてくれて楽しく収録できました」と話す阿部に対し、池田も「収録の間に話した時間はカノンくんが演じるルカの感覚もつかめましたし、初日はすごく大事な時間だったなと思います」とアフレコの感想を語った二人の姿からは、まるで映画の中のルカとアルベルトのような関係性がうかがえる。また、阿部が「乗り物に乗って空に飛び上がったり、海に落ちるときに叫ぶところがいっぱいあって、そこが楽しかったです!」と映画の中の好きなシーンについて教えてくれたように、夏映画らしい爽快感や、北イタリアの港町の美しい映像も本作の見どころだ。「この映画は勇気がもらえる映画だと思っているので、新しいことにチャレンジしたい人に観てもらいたいです」と阿部が語るように、シー・モンスターにとって禁じられた“人間の世界”へと踏み出すルカとアルベルトの冒険にますます期待が高まる。

そのほか、ルカとアルベルトに人間の世界を教える少女ジュリア役に福島香々、町のいじめっこエルコレ役に浪川大輔、ルカの母ダニエラ役に高乃麗、ジュリアの父で漁師のマッシモ役に乃村健次、そしてルカの父ロレンツォ役に磯部勉と実力派日本版声優陣が脇を固める。

『あの夏のルカ』
6月18日(金)より、ディズニープラスにて独占配信
監督:エンリコ・カサローザ
製作:アンドレア・ウォーレン
日本語吹替キャスト:阿部カノン 池田優斗 福島香々 浪川大輔 高乃麗 乃村健次 磯部勉

【ストーリー】 互いに恐れ合ってきた“海の世界”と“人間の世界”…。だが、シー・モンスターの少年ルカ(声:阿部カノン)は好奇心を抑えきれず、“人間の世界”を知る友人アルベルト(声:池田優斗)と共にイタリアの港町にやってくる。本当の姿を隠して…「あの夏、僕らには知りたい世界があった。どんなに禁じられても、大切な何かを失っても…」ルカの禁断の憧れが、いま二つの世界に“ひと夏の奇跡”を巻き起こす!

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