「打倒ラブコメ!」映画作りに夢中になった高校最後の夏!『サマーフィルムにのって』予告編&ポスタービジュアル

ドラマ「ガールはフレンド」の松本壮史監督の長編映画デビュー作で、同作で主演した伊藤万理華と再タッグを組む『サマーフィルムにのって』の公開日が8月6日に決定し、併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、女子高生監督が時代劇に挑むSF青春映画。黒澤明やマキノ雅弘作品など、時代劇を溺愛する女子高生ハダシは、所属する映画部で、彼女の趣味とは真逆のキラキラ青春ラブストーリーばかりを制作していた。そんな状況に落胆するハダシの前に、理想とする武士役にぴったりな少年、凛太郎が現れる。彼との出会いに運命を感じたハダシは、親友たちを巻き込み、自分の愛する時代劇の制作に乗り出すことに。個性豊かなスタッフを集め文化祭での上映を目指し、ひと夏の映画作りに熱中するハダシ組。しかし、実は凛太郎はタイムトラベルしてきた未来人だった…。

予告編は、「私たちで映画つくろう」というハダシの掛け声から始まる。「映画部のど腐れ青春キラキラムービーなんか葬り去るくらいの傑作時代劇をつくろう!」と「打倒ラブコメ」を意気込む時代劇オタクのハダシが、最強最高メンバーを集めようと奮闘し、個性溢れる面々たちによって、それぞれの魅力を活かしたハダシ組を結成。高校最後の夏休み、試行錯誤しながらも初めての映画づくりに取り組むハダシ組のかけがえのない青春の一コマ一コマが、活きいきとした表情とともに描かれる。一生懸命なその姿は愛おしく、思わず応援したくなるほど。しかし、ハダシ組が映画完成に向けてひとつになったと思った矢先、実は凛太郎がタイムトラベラーであることが発覚して…。時にぶつかりながらも励まし合い、二度と戻らないこの夏を全力で駆け抜けるハダシたちの姿に感動的なラストを想起させる予告編となっている。主題歌を担当するのは、最新MVがYouTube公開から僅か4か月で200万再生を突破、SpotifyのバイラルチャートTOP10入りするなど2021年に入り一気に注目を集めているバンドCody・Lee(李)。夏を感じさせる爽快なポップサウンドとエモーショナルな歌詞が響く一曲となっている。恋、友情、時代劇、SFと様々なジャンルが混ざりあい交錯し、いまだかつてない新しい青春映画が誕生した。

ポスタービジュアルは、主人公ハダシを含む仲良し女子三人組が屋上で思い切り叫ぶ瞬間が切り取られ、疾走感溢れるビジュアルとなっている。彼女たちの映画づくりを想起させる「私たちの、青春は傑作だ。」というキャッチコピーが、高校最後の夏という一生に一度のかけがえのない時間が彼女たちにとって煌めく瞬間であることを示唆しているかのようである。

『サマーフィルムにのって』
2021年8月6日(金)より、新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開
監督・脚本:松本壮史
脚本:三浦直之(ロロ)
出演:伊藤万理華 金子大地 河合優実 祷キララ 板橋駿谷 甲田まひる ゆうたろう 小日向星一 池田永吉 篠田諒
配給:ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】 勝新を敬愛する高校3年生のハダシ(伊藤万理華)。キラキラ恋愛映画ばかりの映画部では、撮りたい時代劇を作れずにくすぶっていた。そんなある日、彼女の前に現れたのは武士役にぴったりな凛太郎(金子大地)。すぐさま個性豊かな仲間を集め出したハダシは、「打倒ラブコメ!」を掲げ文化祭でのゲリラ上映を目指すことに。青春全てをかけた映画作りの中で、ハダシは凛太郎へほのかな恋心を抱き始めるが、彼には未来からやってきたタイムトラベラーだという秘密があった…。

© 2021「サマーフィルムにのって」製作委員会