西島秀俊の運命が、ドライバー・三浦透子との出会いで大きく動き出す!『ドライブ・マイ・カー』ティザービジュアル

世界中に熱狂的ファンを持つ作家・村上春樹が2013年に発表した短編小説を、『ハッピーアワー』、『寝ても覚めても』の濱口竜介監督が、西島秀俊主演、三浦透子共演で映画化する『ドライブ・マイ・カー』が、今夏に公開される。このほど、本作のティザービジュアルがお披露目となった。

本作は、妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優の家福(かふく)と、寡黙な専属ドライバーみさき、愛車サーブを通して出会った孤独な二人が、一筋の希望にたどり着くまでを描く、心揺さぶる物語。

ティザービジュアルは、様々な感情が入り交じった表情で遠くを見つめる主人公・家福(西島秀俊)と、彼の愛車である真紅の「サーブ900」に乗り込んだドライバーのみさき(三浦透子)の姿がドラマチックで印象的。また、「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」と添えられたキャッチコピーが、みさきとの出会いで大きく動き出していく家福の運命を予感させ、さらに背後に広がる海と相まってスケール感のある展開に期待が高まるビジュアルになっている。

『ドライブ・マイ・カー』
今夏 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:濱口竜介
プロデューサー:山本晃久
原作:村上春樹「ドライブ・マイ・カー」
出演:西島秀俊 三浦透子 霧島れいか パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子 岡田将生
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 舞台俳優であり、演出家の家福悠介(西島秀俊)。彼は、脚本家の妻・音(霧島れいか)と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう…。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさき(三浦透子)だった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく…。

©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会