2017年に発売された台湾の大ヒットホラー・ゲーム「返校 -DETENTION-」の映画化で、『悲情城市』、『牯嶺街少年殺人事件』に続く、白色テロ時代を描いた7月公開のダークミステリー『返校(原題)』の邦題が『返校 言葉が消えた日』に決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。
1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権下の台湾では、市民に相互監視と密告が強制されていた。翠華高校に通う女子高生のファン・レイシンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、何故か学校には誰もいなくなっていた。校内を一人さ迷うファンは、政府から禁じられた本を読む読書会メンバーで、秘かに彼女を慕う男子学生のウェイ・ジョンティンと出会い、協力して学校からの脱出を試みるが、どうしても外に出ることができない。消えた同級生や先生を探す二人は悪夢のような恐怖が迫るなか、学校で起こった政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しい真相に近づいていく…。
映画で描かれる時代の30年後を舞台としたドラマ「返校 – DETENTION-」は、昨年12月からNetflixにて全世界独占配信され、ゲームファンだけではなく映画ファン、ドラマファンからも大きな反響が起こった。
ポスタービジュアルには、主人公である女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)を中心に、男子学生のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)、男性教師のチャン(フー・モンボー)、そして女性教師のインが、舞台である学校を背景にそれぞれ意味ありげな表情で佇み、「自由が罪と教えれられた時代。あなたなら、どう生きましたか?」と台湾の白色テロ時代を生きた彼らが、現代の私たちに問いかけるかのようなコピーが添えられている。
『返校 言葉が消えた日』
7月 TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:ジョン・スー
出演:ワン・ジン ツォン・ジンファ フー・モンボー チョイ・シーワン チュウ・ホンジャン
配給:ツイン
【ストーリー】 1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権下の台湾では、市民に相互監視と密告が強制されていた。翠華高校に通う女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)が放課後の教室で眠りから目を覚ますと、何故か学校には誰もいなくなっていた。校内を一人さ迷うファンは、政府から禁じられた本を読む読書会メンバーで、秘かに彼女を慕う男子学生のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)と出会い、協力して学校からの脱出を試みるが、どうしても外に出ることができない。消えた同級生や先生を探す二人は悪夢のような恐怖が迫るなか、学校で起こった政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しい真相に近づいていく。
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