山田孝之「ちょっと苦手な人が5000人いる」、齊藤工「大喜利みたいになってきたな…」山田のコメントに会場困惑!?

日本を代表する3人の俳優、竹中直人、山田孝之、齊藤工が共同監督を務め、大橋裕之の短編漫画集を実写映画化する『ゾッキ』が、3月20日より蒲郡市にて先行公開、3月26日より愛知県にて先行公開、4月2日より全国公開される。このほど、3月20日にスターライズタワー スタジオアースにて公開直前イベントが行われ、竹中直人監督、山田孝之監督、齊藤工監督、キャストの九条ジョー(コウテイ)、鈴木福、松井玲奈、原作の大橋裕之が登壇した。

本作は、およそ30編の傑作短編作品が収録される大橋裕之の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」の中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が書き上げた、ありふれた日常に巻き起こる、不思議な笑いに包まれた唯一無二のヒューマンコメディ。

「明日がちょっと楽しくなる」という本作のテーマにちなみ、現場でちょっと楽しかったエピソードを披露することになったキャスト陣。鈴木は「食事に行った時に、千賀滉大投手(愛知県蒲郡市出身のプロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス所属)のユニフォームが飾ってあって、ちょっとうれしかった」とコメント。すごく楽しかったことについては「現場で今までにないような…。自分が発したことのないような、書くこともないことを…(笑)」と含みのある表情で語りつつ、「今までないような経験をさせてもらったことが、すごく楽しかった」と述べた。

幽霊の役を演じた松井は「移動の時に車のサイドミラーに映り込むと、本当に幽霊みたい」だったそうで、「そんな自分を携帯で撮っている時間がちょっと楽しかった」と笑顔。「心霊写真を偽造していた」ことを明かし、「公開してちょっと経ったら…」と、SNSに載せたいという思いを話した。

同じ質問に竹中は、撮影中「学校のシーンで、体育館の裏にそっとタバコ吸いに行ったこと」を明かし、「60過ぎてるおっさんが吸っても怒られないだろうと思って。それが本当にうれしかったですね〜」と幸せそうな表情を見せた。

「明日がちょっと楽しくなるために、工夫されていることは?」という質問に、山田は「僕は誰とも仲良くなれるタイプ」としながらも、「ちょっと苦手な人が5000人ぐらいいる」ことを告白。続けて「その人達の家の近くに毎晩落とし穴を掘りに行って、怪我しないように10センチぐらいの深さなんですけど。ぐきっとなるところを見て、『よし、明日も頑張ろう』となる」と冗談なのか真実なのか分からないぐらいの真顔で語ると、齊藤が「大喜利みたいになってきたな…」と苦笑いを浮かべて、会場を爆笑させていた。

『ゾッキ』
3月20日(土)より、蒲郡市にて先行公開
3月26日(金)より、愛知県にて先行公開
4月2日(金)より、全国公開
監督:竹中直人 山田孝之 齊藤工
原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」
脚本:倉持裕
音楽:Chara
主題歌:Chara「私を離さないで」
出演:吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 石坂浩二 松田龍平 國村隼
配給:イオンエンターテイメント

© 2020「ゾッキ」製作委員会