大竹しのぶ「みんなに幸せを届けられるよう頑張る」底抜けに明るい主人公・肉子ちゃんの声を担当!明石家さんま『漁港の肉子ちゃん』特報映像

明石家さんまが企画・プロデュースを手掛け、西加奈子の累計発行部数35万部超の同名ベストセラー小説をアニメ映画化する『漁港の肉子ちゃん』の公開日が6月11日に決定し、大竹しのぶが主人公・肉子ちゃんの声を担当することが発表された。併せて、特報映像もお披露目となった。

本作は、漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフルコメディ。

原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超のベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」。監督は『ドラえもんのび太の恐竜 2006』、『海獣の子供』の渡辺歩、キャラクターデザイン・総作画監督は『かぐや姫の物語』で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一、脚本は『凪のお暇』などの大島里美が担当。そしてアニメーション制作を、圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つ『映画 えんとつ町のプペル』などのSTUDIO4℃が手掛ける。

いつも全力で底抜けに明るくパワフルな主人公・肉子ちゃんの声を務めるのは、『風立ちぬ』、『インサイド・ヘッド』、『メアリと魔女の花』などでもボイスキャストを務めた大竹しのぶ。恋愛では失敗だらけの人生だけど、生まれつきのポジティブな性格で、周囲をハッピーにする才能にあふれる”肉子ちゃん”は、原作の冒頭でも「池乃めだかとトム・クルーズと同じ7月3日生まれ」と説明があり、肉子ちゃんと大竹は“蟹座のA型”というまさかの共通点がある。

特報映像は、カモメの鳴き声が聞こえる漁港に浮かぶ船で、娘のキクコが「私と肉子ちゃんは、ちょっと訳ありで漁港の船で暮らしている」と語るシーンから始まり、母・肉子ちゃん(声:大竹しのぶ)が「朝やで、キクリン!学校食べて、ゴハン行かなっ!」と言い間違えをしながら慌てて着替えるシーンや、嬉しそうにチョココロネをもつ食いしん坊な姿が映し出される。映像ラストには、明石家さんまが声をあてた、バス停の看板に張りつくヤモリが「みてや!」と語る特報限定のスペシャルな“おまけ”付きだ。

■明石家さんま(企画・プロデュース)
Q:大竹しのぶ起用の理由について。
共同プロデューサーたちが大竹しのぶさんを肉子ちゃん役で推薦してきたので、それならオファーしてみてくださいと。そしたら大竹さんから「(さんまさんが)どうしても私に演ってほしいって言ったんでしょ」と言われたけど、それは言ってない(笑)。仕事としてお願いするからには正式なルートで依頼してねと伝えたんです。渡辺監督も肉子ちゃんと大竹さんがパチンときたとおしゃっていて、肉子ちゃん役が一番最初に決まった。(今回オファーを)受けてくれてありがたい。頼りにしております。

■大竹しのぶ(肉子ちゃん役)
原作を読み、笑って泣いて。映像を見て、また更に笑って、泣けて。大変なときも、大変なことも「ガハハ」と笑って受け止めちゃう肉子ちゃんを尊敬します。プロデューサーであるさんまさんは、本当に人が笑っている顔を見るのが好きなんだなぁとしみじみ思いました。だから、この映画を作ったんだなと。そこを壊さないよう、みんなにきちんと幸せを届けられるよう頑張ります。

『漁港の肉子ちゃん』
6月11日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:渡辺歩
企画・プロデュース:明石家さんま
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」
脚本:大島里美
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
アニメーション制作:STUDIO4℃
声の出演:大竹しのぶ
配給:アスミック・エース

【ストーリー】 食いしん坊で能天気な肉子ちゃん(声:大竹しのぶ)は、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる!“生きてるだけで丸儲け”の明石家さんまが贈る感動のハートフルコメディ。

©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会