山本耕史「香取くんから『出てくれないんですか!』と言われて…」香取慎吾と16年ぶりドラマ共演!「アノニマス」

民放ドラマへの出演が5年ぶりとなる香取慎吾が、ワケあり捜査官役で主演を務めるクライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」が、2021年1月25日よりテレビ東京にて放送される。このほど、追加キャストとして、山本耕史が出演することが発表された。

本作は、SNS誹謗中傷問題に焦点を当てたサスペンスドラマ。“アノニマス”とは、日本語で“匿名”を意味する言葉。日本はネット上の匿名比率が7割と他国に比べて顕著に高い匿名大国(平成26年版情報通信白書より)である。インターネットの誹謗中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)が社会問題になっている。本作の舞台は、この社会問題に対応するため警視庁に新設された“指殺人対策室”。主人公・万丞渉が、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼ながらも、クセの強いメンバーとともに指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく。顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し見つけ出すミステリーを通して、現代日本の根深い社会問題を浮き彫りにする。

新たなキャストとして、万丞(香取慎吾)がかつて所属した捜査一課の刑事・羽鳥賢三(はとりけんぞう)役に山本耕史。山本はNHK大河ドラマ「新選組!」(2004)での共演以来、香取と親交が深いことでも知られているが、2人のドラマでの共演は同作以来なんと16 年ぶり。プライベートでは親友の2人が対立関係を演じることになった今作で、何かと万丞につっかかる羽鳥と、そんな羽鳥を疎ましく思う万丞の元同僚バトルは必見だ。

▼キャスト コメント

■山本耕史(羽鳥賢三役)
Q:オファーがあった時の感想をお聞かせください。
香取くんとは大の仲良しなので本当に嬉しい限りです。最初香取くんがテレビ東京でドラマをやるって聞いたときに「何で俺に話が来ないのかな(笑)」と思ったくらいで。香取くんから「出てくれないんですか!」といわれて、「オファー来てないから!」って返してスケジュールの話をしていたら、すぐに出演のオファーをいただけました(喜)!ぜひ一緒にやりたいと思っていたけど、まさか本当になるとは思わなかったところもあるから嬉しいです。香取くんの久しぶりの民放の連ドラなので少しでも力になれれば嬉しいなと思います。

Q:今回のドラマはSNS犯罪がテーマですが…。
僕自体がそんなにSNSをやっていないですが、ニュースでもここ最近、SNSの犯罪は社会の問題として目にすることもあります。今までこういったドラマがなかったのは意外だったというのもありますが、いままさに社会の問題として目をつぶっていられないような状況になりつつあります。投稿する側は軽い気持ちでも、受け取る側は真摯に受け止めてしまうこともある。それを今回のドラマ、香取くんという主役を通して、メッセージ性の強い、現代にマッチした伝えるべきテーマだと思うので、丁寧に演じて作っていきたいと思います。

Q:視聴者の皆様にひとことお願いいたします。
香取くん自身も連ドラが久しぶりですし、僕らの共演も久しぶり。メッセージ性の強い作品なのでいろんな角度から楽しめていろんな角度から刺激を受けるドラマになると思うのでぜひ楽しみにしていただきたいです。見た人がSNSであまり叩かないようにしてくだされば…(笑)。

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」
2021年1月25日(月)よりテレビ東京系にて放送開始
毎週月曜夜10時〜放送
監督:及川拓郎
脚本:小峯裕之 玉田真也
出演:香取慎吾 関水渚 MEGUMI 清水尋也 山本耕史 勝村政信

【ストーリー】 SNSのトラブルが後を絶たない。警視庁は、世論の声に応えるべく試験的に専門の対策室「警視庁指殺人対策室」、通称:指対(ゆびたい)を新設した。SNSの情報を分析し捜査に役立てるとともに、誹謗・中傷の撲滅を目指し市民からの相談に乗る…そんな理念を掲げつつ、実際には世間に対するポーズとしの部署新設であり、集められたメンバーは、万丞渉(香取慎吾)をはじめ、出世コースから外れたクセモノばかり。そんなある日、一人の中年女性が対策室を訪ねてきた。先日、一人暮らしをしていた娘が自殺したのだが、警察は「事件性なし」として早々に捜査を打ち切っていた。だが、ファッションモデルである娘がネット上で激しい誹謗中傷に遭っていたことを知り、娘を死に追いやった人たちを捕まえてほしいと依頼。「指対」の捜査が始まる…!

©「アノニマス」製作委員会