名匠・佐々部清監督が“川内大綱引”を軸に贈るラブストーリー!三浦貴大『大綱引の恋』5月全国公開!

今年3月31日に62歳で急逝した名匠・佐々部清監督が三浦貴大主演で贈る、10月31日より鹿児島にて先行公開されたラブストーリー『大綱引の恋』が、2021年5月に全国公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、『陽はまた昇る』、『半落ち』、『ツレがうつになりまして。』、『八重子のハミング』など数多くのヒット作を産み出し、今年3月31日に62歳で急逝した名匠・佐々部清監督の渾身のラストストーリー。人々の交流や、夫婦・家族を描くことにこだわった佐々部監督が最後に描いた作品もまた家族がテーマ。鹿児島で400年以上にもおよぶ歴史と伝統を守り続けている川内大綱引を軸に、主人公・有馬武志の家族や、彼自身の愛の物語をつづる。

主人公・武志役を演じるのは、『RAILWAY 49歳で電車の運転士になった男の物語』で日本アカデミー賞第34回新人俳優賞を受賞するなど、演技力の評価が高い三浦貴大。そして武志が思いを寄せる甑島に勤務する韓国人女性研修医役を、女優だけではなく岩井俊二監督の指導を受け監督もこなす知英、武志の妹・敦子役を、NHK連続テレビ小説でヒロインを演じるなど出演作が目白押しの比嘉愛未が熱演。そのほか、石野真子、松本若菜、中村優一、西田聖志郎、朝加真由美、升毅など実力派豪華俳優陣が集結した。

ポスタービジュアルには、祭りのシーンから力強い太鼓打ちのシーンが使用されており、登場人物のビジュアルとともに、鹿児島の壮大な風景がコラージュされた。

『大綱引の恋』
2021年5月 新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国公開
監督:佐々部清
企画・原案:西田聖志郎
脚本:篠原髙志
音楽:富貴晴美
主題歌:AI「Story」
出演:三浦貴大 知英 比嘉愛未 中村優一 松本若菜 西田聖志郎 朝加真由美 升毅 石野真子 金児憲史 金井勇太 伊㟢充則 安倍萌生 月影瞳 小倉一郎 恵俊彰 沢村一樹

【ストーリー】 有馬武志(三浦貴大)は35歳にして奥手の独身。鳶の親方であり“大綱引”の師匠でもある父・寛志(西田聖志郎)から常々「早う嫁を貰うて、しっかりとした跡継ぎになれ」とうるさく言われている。とある日、ふとした事件から韓国人女性研修医ジヒョン(知英)と出会い、次第に心を通わせるようになる。その頃有馬家では、母・文子(石野真子)が定年退職を宣言し女将も家事も放棄したため、妹・敦子(比嘉愛未)はじめ家族の皆が四苦八苦する。一方、年に一度の一大行事“大綱引”が迫るなか、武志はジヒョンから「あと2週間で帰国するの」と告げられる…。