集英社「週刊ヤングジャンプ」で、異色の“部活×青春×歴史”作品として熱狂的なファンを獲得した人気コミック「群青戦記 グンジョーセンキ」を、新田真剣佑主演、三浦春馬、松山ケンイチ共演で映画化する『ブレイブ -群青戦記-』が2021年3月12日より公開される。このほど、12月14日に帝国ホテル本館2階 孔雀東の間にて製作報告会見が実施され、キャストの新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之（劇団EXILE）、渡邊圭祐、本広克行監督が登壇した。

主人公・西野蒼役を演じる新田は、撮影について聞かれると「この作品に出られるというのが、本当に心の底からうれしかった」と笑顔。「撮影でも和気あいあいと部活のようにずっと笑ってましたし、真剣なシーンは真剣に取り組んで、すごく楽しい思い出がたくさんあります」と当時を振り返った。

蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥役を演じる山崎。新田演じる蒼を引っ張っていく役柄であったが、「現場では逆で、お芝居中にさりげなくエスコートしてくれるんですよ。それにすごく助けられて」と、新田の紳士ぶりを絶賛した。

新田演じる蒼の幼馴染で剣道部の主将、松本考太を演じた鈴木。新田とは初共演であったが「マッケンが率先して僕らとコミュニケーションをとってくれて。本当に幼なじみのように楽しく、時に厳しく撮影させてもらった」と、座長をみごとに全うした新田を称えた。

最後の挨拶で新田は、「元々、役者になりたいと思ったきっかけをくれたのが三浦春馬さん」と、本作の徳川家康役で、今年7月に30歳で亡くなった三浦春馬の名前をあげ、「今回ご一緒できて、すごく嬉しかったです。監督にも感謝したいです」と、本広監督に頭を下げた。続けて「一緒にお芝居をしていて、すごく幸せな体験をさせていただきました。夢だった共演をすることができましたし、この作品でいろんなことを得ることができました。それは僕の役者人生ですごく大切でずっと忘れることのできない経験で宝」と神妙な面持ちで述べつつ、前を向き直し「大好きな春馬さんの最高の姿をこの映画では観られるので、ぜひ楽しみにしていてください！」と力強い言葉でイベントを締めくくった。

『ブレイブ -群青戦記-』
2021年3月12日（金）　全国ロードショー
監督：本広克行
原作：笠原真樹「群青戦記 グンジョーセンキ」
脚本：山浦雅大　山本透
音楽：菅野祐悟
出演：新田真剣佑　山崎紘菜　鈴木伸之　渡邊圭祐　濱田龍臣　鈴木仁　飯島寛騎　福山翔大　三浦春馬　松山ケンイチ
配給：東宝

【ストーリー】　いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然、学校まるごと戦国時代にタイムスリップ！誰もが知る歴史上の戦国武将たちが、日々、身命を賭して時代を駆け抜けている中、剥きだしのまま戦場に放り出された高校生たち。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延びることが出来るのか？そして平和な現代に戻ることは出来るのか？高校生たちが青春の全てを懸けて挑んだ、歴史上の知られざる戦いが今、幕を開ける。

©2021「ブレイブ -群青戦記-」製作委員会 ©笠原真樹/集英社