成田凌「興味深い作品」岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽が出演!綾野剛『ホムンクルス』特報映像&ティザービジュアル

山本英夫原作の累計発行部数400万部超えのカルト漫画を、主演・綾野剛、監督・清水崇で映画化する『ホムンクルス』が、2021年4月2日に公開される。このほど、追加キャストとして、成田凌、岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽が出演することが発表され、併せて、特報映像とティザービジュアルがお披露目となった。

本作は、“人間の正体”がリアルに映し出される衝撃的サイコミステリー。記憶も社会的地位もなくした主人公が、頭蓋骨に穴を開ける禁断の実験「トレパネーション」を受け、それ以来、男の左目には人間の心の歪みが異形として見えるようになり、自らの記憶に隠された衝撃の真実と共に狂った運命の歯車が動き出していく。

新たなキャストとして、主人公にトレパネーションを薦める医学生・伊藤学役で、『カツベン!』などで数々の映画賞を受賞し、現在NHK連続テレビ小説「おちょやん」にも出演中の若手実力派俳優・成田凌。“謎の女”役で、『愛がなんだ』や『空に住む』などで注目を集める岸井ゆきの。主人公に関わっていく女子高生役で、E-girlsのパフォーマーとしても活躍し、『心が叫びたがってるんだ。』や『記憶の技法』などで女優としても活躍する石井杏奈。そして、同じく主人公に意外な深層心理を見られてしまうヤクザの組長役で、『海難1890』や「きのう何食べた?」などドラマ・映画・舞台と幅広くその存在感を放つ名優、内野聖陽が出演する。このキャスト陣に清水崇監督も「旬な熱量と存在感、センスと実力…において、この俳優陣がベストだと思っています」と語る。

特報映像は、医学生・伊藤学(成田凌)の「記憶ないんですよね!?」というセリフから始まる。スタイリッシュな映像を散りばめたスピード感ある映像が、原作の世界観を最大限に引き出している。

▼キャスト コメント

■成田凌(伊藤学役)
僕が演じた派手で臆病な伊藤という人間は、僕自身抱えたことのないトラウマがあり、冷静であるが故の起伏の激しさがある、常に矛盾と戦い生きている人です。僕は普通に生きたいですが、本作は人間というものを、思い出させてくれるような、とても興味深い作品だと思います。

■岸井ゆきの(謎の女役)
今回の現場では、チームのみんなが集まってその場面を共有し、整理しながらひとつひとつのシーンを作っていく現場だったので、毎回少しのずれもしっかり相談することができ、素直に役に挑めました。私が演じる役は、名越との出会いをきっかけに自分の過去と向き合うことになるのですが、多くは語らない曖昧な記憶との戦いを、短いシーンでどう表現するか悩みました。もし自分に脳内覚醒・第六感が芽生えたら、もうこの世にはいない祖母や祖父ともう一度話せたらいいなあと思いますが、オバケが見えるのは御免なのでこのままでいい、のか…。むずかしいところです。

■石井杏奈(主人公に関わっていく女子高生役)
監督は、優しく寄り添ってくださり、細かい目の動きや手の動きも演じながら一緒に考え、演出していただきました。現実の世界とホムンクルスの世界との演じ分けが少し大変でした。多感な時期ならではの隠れた我慢や発散に共感し肯定しながら、自分の過去を思い出しつつ作りました。もし自分に脳内覚醒・第六感が芽生えたら、毎日癒しを貰っている愛犬のうちに秘めた想いやコンプレックスを見てみたいです。

■内野聖陽(ヤクザの組長役)
「人はそれぞれの心に化け物を持っている」という視点がとても面白い。私の役は、組長といういかついキャラですが、その深層心理には意外なものを持っています。そこに惹かれました。『呪怨』の清水崇監督が作られるのですから、これはゾッとするようなリアリティーのある映像世界になるに違いないと、ワクワクする思いで参加させて頂きました。もし自分にホムンクルスが見えるようになったら、人生毎日が楽しすぎて刺激が強すぎますよねぇ。

『ホムンクルス』
2021年4月2日(金) 全国公開
監督:清水崇
原作:山本英夫「ホムンクルス」
出演:綾野剛 成田凌 岸井ゆきの 石井杏奈 内野聖陽
配給:エイベックス・ピクチャーズ

【ストーリー】 一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る名越進(綾野剛)。ある日突然、医学生・伊藤学(成田凌)が名越の前に現れる。「記憶ないんですよね?」そして期限7日間、報酬70万円を条件に第六感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受けることになった名越。術後、名越は右目を瞑って左目で見ると、人間が異様な形に見えるようになる。その現象は、「他人の深層心理が、視覚化されて見えている」と言う伊藤。そして彼はその異形をホムンクルスと名付けた…。果たして名越が見てしまったものは、真実なのか、脳が作り出した虚像の世界なのか?そして、その先に待っている衝撃の結末とは!?

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