アクシャイ・クマール「インドは遅れてる。飛躍しないと!」『ミッション・マンガル』予告編&場面写真

『パッドマン 5億人の女性を救った男』の主演アクシャイ・クマールと製作スタッフが再結集した最新作『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』が、2021年1月8日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

本作は、アジア初の火星探査機打上げを成功させた者たちの奇跡の実話。成功の陰には、再起をかけた男と女性科学者たちのアイデアと努力があった…。

予告編は、いきなり宇宙ロケットが空中爆発をする衝撃的なシーンから始まる。この打上げの責任者である主人公ラケーシュ(アクシャイ・クマール)は、失敗の責任を取り、閑職であり実現不可能と思われる火星探査プロジェクトに異動させられる。花形の部署ではないため、割り当てられたスタッフは二軍の寄せ集めばかり…。予算も期間も短い中、スタッフもまとめる主婦のタラ(ヴィディヤ・バラン)は、インドの伝統料理プーリー(揚げパン)を揚げ、燃料を節約するも、さらなる予算削減、軽量化などプロジェクト遂行には問題が山積みで、スタッフたちは苦悩する。だがラケーシュらは「成功率が1%以下」だと非難されながらも、中心となる女性科学者たちの生活の知恵やアイデアと努力によって火星探査打ち上げまでこぎつける。後半には、「史上最も少ない開発費と短期間」というハードルがありながらも、小さい頃から宇宙開発を夢見てきたスタッフたちの回想シーン、インド人のジュガード(創意工夫)精神とポジティブ思考が伝わってくる前向きで明るい表情が映し出され、観る前からワクワクさせる映像に仕上がっている。そして、最後には「再起をかけた男と女性科学者たちのアイデアと努力が歴史を変えたー」というコピーで締めくくられ、この作品が実話に基づき、実際にこの火星探査に関わった女性科学者たちの努力によって、インドの宇宙事業の歴史が変わったことがうかがえる。

場面写真には、火星探査機打上げ計画の中心となる女性科学者たちの姿や、タラがプーリー(揚げパン)を揚げる姿、ロケット打上げの瞬間などが収められる。

『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』
2021年1月8日(金)より、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、キネカ大森ほか全国順次ロードショー
監督:ジャガン・シャクティ
製作:R・バールキ
音楽:アミット・トリヴェディ
出演:アクシャイ・クマール ヴィディヤ・バラン タープスィー・パンヌー ソーナークシー・シンハー クリティ・クルハーリー シャルマン・ジョシ
配給:アット エンタテインメント

【ストーリー】 2010年、インドの宇宙事業の命運をかけたロケットの打上げが失敗に終わり、プロジェクトの責任者だったラケーシュ(アクシャイ・クマール)とタラ(ヴィディヤ・バラン)は火星探査プロジェクトという「閑職」に異動させられる。誰もが火星探査など実現不可能プロジェクトだと考えていたが、家庭を切り盛りする主婦のタラは、家庭での料理方法から閃いたアイデアで、小さなロケットでも探査機を火星に送る画期的なアイデアを思いつき、低予算ながらプロジェクトの始動を承認される。だが、花形の月探査プロジェクトに比べ、陰の存在であるチームに集められたスタッフは経験の浅い女性ばかりで、モチベーションも低い、いわば二軍の寄せ集めだった。はじめはバラバラのチームだったが、ラケーシュのリーダーシップとタラがまとめた女性たちの節約アイデアで、わずかな予算でも火星打上げを成功に導くため、チームは結束し奮闘する。そして、2013年、彼らのアイデアと努力が詰まった火星探査機「マンガルヤーン」が火星へと打上げられた…。

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