現代のインドで安全で安価な“生理用品”の普及に人生を捧げた男の感動の実話『パッドマン 5億人の女性を救った男』が12月7日より公開される。このほど、本作と小山健によるマンガ「生理ちゃん」がコラボレーションし、小山による映画レビュー漫画がお披露目となった。

インドの小さな村で新婚生活を送る主人公・ラクシュミ。彼は、貧しいが故に不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため、清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。しかし研究とリサーチに明け暮れるほど、村中の人からは奇異な目で見られ、数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態となってしまう。それでも彼は諦めることなく、妻を想いながらナプキン作りに奔走する。

小山健による、生理の女性のもとにやってくる不思議な生きものを描いたマンガ「生理ちゃん」。女性の生理を描いたマンガの作者が男性であることも話題となっている。作品では、日本で生理用ナプキンを販売するために奔走した「パッドマン」、「パッドウーマン」とも言える人々のエピソードも入っており、映画を一足先に見た人たちからも「『パッドマン』はぜひ生理ちゃんとコラボすべき！」との熱い声がSNSで上がっていた。

映画レビューマンガでは、小山は話題の最新作「ありがとうさち子」でも知られる愛妻・さち子と映画を試写で鑑賞。さち子から「めちゃくちゃ泣いてるやん」と突っ込まれて、「パッドマンはぼくだ」と叫ぶ小山。パッドマンへの愛が詰まった、熱い4Pのマンガとなった。

©小山健

『パッドマン 5億人の女性を救った男』
12月7日（金）よりＴＯＨＯシネマズ シャンテ他全国公開
監督・脚本：R・バールキ
出演：アクシャイ・クマール　ソーナム・カプール　ラーディカー・アープテー
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

【ストーリー】　インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミ（アクシャイ・クマール）は、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため、清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。日々研究とリサーチに明け暮れるラクシュミの行動は、村中の人から奇異な目で見られ数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態に。それでも諦めることなく彼の熱意に賛同した女性パリー（ソーナム・カプール）との出会いと協力もあり、ついに低コストで大量生産できる機械を発明、農村の女性たちにナプキンだけでなく彼が発明した機械を使って働く機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる―。