道枝駿佑「僕に話を振ってきたときは、思いついてないときなんです!」井ノ原快彦のフォローにボヤき!?

TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を、井ノ原快彦と道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)共演で映画化する『461個のおべんとう』が、11月6日より公開中。このほど、11月16日に新宿バルト9にて舞台挨拶が行われ、キャストの井ノ原快彦、道枝駿佑が登壇した。

本作で親子という関係性を築くために“タメ口協定”を結んだという井ノ原と道枝。しかし、道枝のタメ口に苦笑いを浮かべた井ノ原は、「前回の舞台挨拶で、(道枝から)『今日でタメ口は卒業します』みたいな手紙をいただいたんですよ。そしたら本当に、ちょっと前のメールがめちゃくちゃ敬語だった」ことを告白。「寂しいなあと思って(笑)。それで今日抗議した」ことを暴露した。

「そうなんですよ〜(笑)」と笑顔の道枝だったが、逆に敬語が難しくなってしまったそうで「(タメ口が)癖で出ちゃう。敬語を使ってるほうが違和感」とコメント。これに井ノ原は「もう2人のときはタメ口でいこうよ」と提案すると、道枝も「そうだね(笑)」と笑顔で受け入れた。

本作を通して井ノ原から学んだことを聞かれた道枝は、TV番組での宣伝などで、トークができないことを悩んでいたそうだが、「僕がコメントした後に、パパ(井ノ原)が拾ってまとめてくれて。それがすごい学びになった」とコメント。これを聞いた井ノ原が、「質問されたら、まずミッチーに話を振る。ミッチーが一生懸命しゃべっている間に、俺もコメントを考えていた」ことを暴露すると、道枝が「そうなんですよ! まず、僕に話を振ってきたときは、思いついてないときなんです!」と訴えて、会場を笑わせていた。

そんな道枝だったが、井ノ原から勇気の出る言葉をもらったそうで、「バラエティ番組の収録で上手くしゃべれなくて、落ち込んでいたらパパから連絡が来て、『お前のいいところは、爪痕を残さずジタバタしないところ。自然体で良いんだから、そのままで良いんだよ』という言葉をいただいて、すごい嬉しかった」ことを告白。井ノ原は「思いの外、落ち込んでたからさあ。『全然、大丈夫だよ。テレビには編集ってものがあるんだから』」と大人の励ましをしていたことを明かしていた。

『461個のおべんとう』
11月6日(金)より全国公開中
監督・脚本:兼重淳
脚本:清水匡
原作:渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」
主題歌:井ノ原快彦 道枝駿佑「Lookin’4」
出演:井ノ原快彦 道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.) 森七菜 若林時英 阿部純子 野間口徹 映美くらら KREVA やついいちろう(エレキコミック) 坂井真紀 倍賞千恵子
配給:東映

【ストーリー】 長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。父を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が15歳と多感な時期を迎えていただけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんな時、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗したという悪い知らせが届く。これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていた。 しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。そして翌年の春、見事に高校に合格。ここで一樹はある質問をした。「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」「父さんのお弁当がいい」この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。慌ただしい毎日の中、お弁当を通して交錯する父と息子の想い。ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も…、一樹の怒涛のお弁当作りが始まる。

© 2020「461個のおべんとう」製作委員会