監督・製作・編集・音楽を一人で担当、3年半かけ完成!国際アニメ映画祭で8冠を達成した長編アニメ『Away』12月公開!

世界中のアニメ映画祭を熱狂させたラトビア人新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディスが、3年半をかけて、たった一人で監督・製作・編集・音楽、全てを担い作り上げた長編デビュー作『Away』が、12月11日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、飛行機事故で島に不時着した少年が、様々な土地をオートバイで駆け抜けるロードムービー。美しい冒険の旅を見事な映像で綴る長編アニメーションで、全編にセリフがなく、革新的かつ、独創的。哲学的なメタファーによって監督の個人的な思いが全編に込められており、観ている人の感性を刺激する。

近年、長編アニメーション制作は集団での膨大な作業が通例となっている中、そんな常識を打ち破り、一躍時の人となったクリエイター、ギンツ・ジルバロディス。彼はヨーロッパの小さな国ラトビアで生まれ育ち、8歳からアニメを作り始めた。過去には、手描きアニメーション、3Dアニメーション、実写など様々な媒体で7本の短編映画を製作し、本作はそれぞれの特徴的な美学を融合。一人で制作を成しえただけでなく、各映画祭で高い評価を獲得し、アニメーション制作へ新風を巻き起こした“ヨーロッパの新星”として大きな注目を集めている。

本作は、世界最高の権威と最大級の規模を誇るアニメーションの国際映画祭「アヌシー国際映画祭」において、2019年に新設された実験性・革新性のある長編作品を対象とするコントルシャン賞で、見事初代グランプリを受賞。これを皮切りに、世界中の映画祭で8冠を達成した。2020年第92回アカデミー賞長編アニメーション部門の最終候補32作品にも選ばれ、同年第47回アニー賞でも『アナと雪の女王2』や『トイ・ストーリー4』とともにベストミュージック部門にノミネートを果たした。

■ギンツ・ジルバロディス(監督) コメント
『Away』は私にとって非常に個人的な映画なので、世界中の観客に本作が届けられたことを知って、私はとても恐縮しつつ興奮しています。私に多大な刺激を与えてくれた場所、ここ日本で公開されることを本当にうれしく思っています。

『Away』
12月11日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・製作・編集・音楽:ギンツ・ジルバロディス
配給:キングレコード

【ストーリー】 飛行機事故でたった一人生きのびた少年は、森で地図を見つけ、オートバイで島を駆け抜ける。黒い影から逃れて、小鳥とともに。

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