井ノ原快彦「ここ10年でいちばん緊張した」ニラ入り卵焼きを完璧に作り、現場で拍手喝采!『461個のおべんとう』

TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を、井ノ原快彦と道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)共演で映画化する『461個のおべんとう』が、11月6日より公開される。このほど、父・一樹に扮する井ノ原が“461個目の最後のお弁当”を作るシーンの撮影時の様子と、彼を捉えた新場面写真が披露された。

井ノ原が撮影しているのは、親子の約束、高校3年間のお弁当作りの集大成とも言えるシーン。本作でお弁当を作る場面が多いことから、井ノ原は料理の勉強、特に卵焼きを撮影時間以外でも練習していた。撮影中には、卵焼き器を持ち帰り特訓を重ねて、撮影に挑む熱の入れよう。高校3年間の最後のお弁当を作るシーンの撮影は、井ノ原にとって正念場となった。実は、撮影序盤ではお弁当作りに慣れていない設定に合わせて、テフロン製の卵焼き器とヘラを使っていた一樹だが、最後は、取り扱いが難しい銅製の卵焼き器と箸を使って、完璧な卵焼きに挑戦するという難関も待っていたのだ。

撮影では、全現場スタッフが固唾をのんで見守る中、あまりに緊張したフードコーディネーターの声が入ってしまうなどのハプニングもありながら、井ノ原の作った美しい卵焼きの出来映えに、現場では思わず拍手が起こった。ニラの入ったふわふわの卵焼き。フードスタイリストとして、映画やドラマ、CM、広告などで活躍する飯島奈美と岡本柚紀らが本作の料理監修を行っているが、料理のプロフェッショナルからも太鼓判を押された井ノ原は、「ここ10年でいちばん緊張したかも」と満面の笑顔を見せていた。

さらにこのシーンは、一樹の色々な想いが駆け巡る最後のお弁当作りの時間。井ノ原は、その想いを一つ一つお弁当箱に詰めていくかのように、真剣でありながらも優しい眼差しで表現する。父・一樹の想いがどのように息子・虹輝に伝わっていくか、虹輝がそのお弁当を教室で食べるシーンも必見だ。

場面写真には、真新しい曲げわっぱを手に満面の笑みの一樹が収められ、中のおかずだけでなく、お弁当箱にもこだわってお弁当作りを楽しんでいる様子が伝わってくる。

『461個のおべんとう』
11月6日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:兼重淳
脚本:清水匡
原作:渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」
主題歌:井ノ原快彦 道枝駿佑「Lookin’4」
出演:井ノ原快彦 道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.) 森七菜 若林時英 阿部純子 野間口徹 映美くらら KREVA やついいちろう(エレキコミック) 坂井真紀 倍賞千恵子
配給:東映

【ストーリー】 長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。父を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が15歳と多感な時期を迎えていただけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんな時、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗したという悪い知らせが届く。これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていた。 しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。そして翌年の春、見事に高校に合格。ここで一樹はある質問をした。「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」「父さんのお弁当がいい」この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。慌ただしい毎日の中、お弁当を通して交錯する父と息子の想い。ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も…、一樹の怒涛のお弁当作りが始まる。

© 2020「461個のおべんとう」製作委員会