清水尋也「アニメは憧れの世界」声優初挑戦!映画愛に満ちあふれたアニメ映画『映画大好きポンポさん』2021年3月公開!

pixiv上で80万ビューを超え、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」に入賞し多くのファンを生み出してきた杉谷庄吾による話題作をアニメ映画化する『映画大好きポンポさん』が、2021年3月19日より公開されることが決定した。併せて、特報映像とキービジュアルがお披露目となった。

本作は、映画を愛する青年と映画に愛された女性が、映画制作を通して“自分”を見つけ出す、映画愛に満ちあふれた青春“ものづくり”フィルム。

主人公ジーンを演じるのは、映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』ほか数々の映画やドラマで注目を集める若手注目株の俳優・清水尋也。かねてから声優での活動も熱望していた清水は、この映画で声優初挑戦にして主演の座を掴み取った。そして新人女優のナタリー役には、本人もモデル、女優として今後の活躍が期待される大谷凜香。大谷も本作が劇場アニメーション声優初挑戦となり、二人が声をあてるキャラクターたちの掛け合いが待ち遠しい。そして映画プロデューサー・ポンポさん役には、人気急上昇中の声優・小原好美という才気溢れる若手の実力者が集結した。そのほか、加隈亜衣と大塚明夫も参加する。

▼キャスト コメント

■清水尋也(ジーン/ジーン・フィニ役)
この仕事を始めた時から、ずっと一度はやってみたいと思っていた声のお仕事だったので、オーディションに受かったと連絡を頂いた時はとても興奮した事を覚えています。個人的に小さい頃からアニメは憧れの世界でもあり、あの頃ずっとテレビにかじりついて観ていたアニメに、まさか自分が出る事になるなんて未だに信じられません。この作品は“映画作り”がテーマですが、映画と密接な環境にいるかどうかで理解度が変わるような事はなく、描かれているのは“夢を追う若者の生き様”です。どんな境遇の人間にも必ず何かしらのメッセージを届けてくれるような作品になっていると思います。若い世代の方はもちろん、色々な方に観て頂きたいです。

■小原好美(ポンポさん/ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット役)
ポンポさんを演じます小原好美です。可愛らしい外見だけど中身は大人、オーディションの時から彼女の魅力に惹かれていたので、本当に光栄です。少女であり女性である彼女を演じるのは私にとって挑戦でもあり、シーンの一つひとつから携わる方々のこだわりと思いを感じて私も大切に演じることができました。物づくりの難しさ、素晴らしさを感じて頂ける本当に素敵な作品です。楽しみにしていてください!よろしくお願いします。

■大谷凜香(ナタリー役)
ナタリーの声を担当させて頂いた大谷凜香です。オーディションでは喉が押し潰されそうなほど緊張しましたが、アフレコのブースに入ったときに美しい映像が目に入ってきて、なんて素敵な場所・素敵な作品なんだろうと興奮しました。終始落ち着きがなかったと思います。役が決まった連絡が届いたときは、嬉しさの直後に原作ファンの方の中で生きているナタリーを壊してしまわないか不安でしたが、その日の夜原作を読み返したとき、ナタリーの女優という夢に一生懸命な姿や夢を叶えたあと不安を抱える姿、キャラクターたちの言葉に背中を押されました。アフレコの時は、ナタリーを演じながらも、素晴らしい映像に乗せられてゆく素敵なキャストの皆さんのセリフを、素の自分で感じてしまう贅沢すぎる時間でした。多くのことを考え過ぎてしまう今、好きなことに真っ直ぐになる元気をぜひお届けしたいです。

■加隈亜衣(ミスティア役)
世界観や魅力的な登場人物、お話にもどんどん引き込まれます。そして台本を読んでいて、この台詞を入れるということはもしかしてこの作品…と思うところが出てきます。そこのこだわりをぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいです。公開された際にはぜひ劇場でご覧下さい!

■大塚明夫(マーティン/マーティン・ブラドッグ役)
映画大好きポンポさん。面白いです!台本いただいてすぐに全部読んでしまいました。ハイ、夢中で。演じ手としてこれほど楽しい役も珍しいと思います。「モノをつくるのはこんなにも楽しい」と教えてくれる作品!一人でも多くの方に観ていただきたいと心から思います。皆さんどうぞお楽しみに!

監督と脚本を務めるのは、『劇場版「空の境界」第五章 矛盾螺旋』、『GOD EATER』などを手掛けてきた平尾隆之。キャラクターデザインは『ソードアート・オンライン』シリーズ、『WORKING!!』の足立慎吾。アニメーションは『この世界の片隅に』チームが立ち上げた新進気鋭の制作会社CLAPが担当する。

特報映像は、水着姿で砂浜を逃げ惑う女性たちの悲鳴から始まる。雨の中地面に落下する男性、爆発する豪華客船(戦艦?)、はるか上空のヘリから飛び降りる女性、雨に打たれ泥だらけで地面に寝そべる男性と少女、銃を構える水着姿の女性、夕暮れ時の美しい花畑を歩く少女の後ろ姿…と次々カットが展開され、見事なサーフィンテクニックを披露する女性の姿から海の引きの画と共に現れたのは巨大タコの手足。絶体絶命のピンチ!と思うと同時に「カット!」の声。カチンコが鳴ると場面は一転、「このシーンを撮るためにここまでやってきたのよ!」と期待に満ちた言葉を放つ敏腕プロデューサー、ポンポさんが登場。巨大なスタジオや開放的で自由な街並み、撮影用クレーンとスタッフが映し出され、岸壁に堂々とそびえ立つ「NYALLYWOOD(ニャリウッド)の文字。「僕らには夢がある 世界中を感動させる 一本の映画を作る」というテロップに合わせ主人公ジーンの「僕が映画に救われたように、僕の映画を観て誰かが救われるような、だから…映画を撮らせてほしい!」と映画にかける熱い想いが語られる。主要キャラクターであるジーン、ナタリー、ポンポさんの紹介カットが展開され、取りつかれたように映画の編集にのめりこむジーン。そしてポンポさんと女優になることを夢見てひたすらに努力するナタリーも何かをつかむように空に向かって手を伸ばす。その先には何が待っているのか?個性豊かなキャラクターが活き活きと動き回り、撮影風景や編集画面、裁断されるフィルムなど、映画の世界がリアルに感じられる緻密なカットが盛り込まれた「映画愛」あふれる映像になっている。

キービジュアルには、映画の街、華やかなニャリウッドの街並みを主人公ジーンを中心に、同じく夢を追いかける少女ナタリーとニャリウッドの人気女優ミスティア、ベテラン俳優マーティンなど原作の人気キャラクターが、一つの方向に向かう姿が収められる。そしてその光景をポンポさんはファインダーに収めるしぐさで覗きこむ。ニャリウッドを舞台にどんなドラマが描かれるのか?

『映画大好きポンポさん』
2021年3月19日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:平尾隆之
演出:居村健治
原作:杉谷庄吾【人間プラモ】「映画大好きポンポさん」
キャラクターデザイン:足立慎吾
声の出演:清水尋也 小原好美 大谷凜香 加隈亜衣 大塚明夫
配給:角川ANIMATION

【ストーリー】 敏腕映画プロデューサー・ポンポさん(声:小原好美)のもとで製作アシスタントをしているジーン(声:清水尋也)。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが…なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった!ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。

©2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会