市民がつくる映画ファンの祭典「第30回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」が、11月21日から11月26日に東京都多摩市にて開催される。このほど、国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第12回TAMA映画賞」の受賞作品と受賞者が決定し発表された。

▲第11回TAMA映画賞授賞式（2019年）　©2019 TAMA CINEMA FORUM

2009年にスタートし、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる＜いきのいい＞作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するTAMA映画賞。本年度の最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストを表彰する最優秀作品賞は、大林宣彦監督の『海辺の映画館-キネマの玉手箱』、岩井俊二監督の『ラストレター』が受賞。最優秀男優賞には福山雅治と濱田岳、最優秀女優賞には水川あさみと長澤まさみが選ばれた。授賞式は、11月29日に府中の森芸術劇場 どりーむホールにて開催される。

以下は、受賞結果。

■最優秀作品賞
『海辺の映画館-キネマの玉手箱』（大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同）
©2020「海辺の映画館－キネマの玉手箱」製作委員会／PSC

『ラストレター』（岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同）
©︎2020「ラストレター」製作委員会

■特別賞
城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同（『アルプススタンドのはしの方』）
©︎2020「アルプススタンドのはしの方」製作委員会

岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同（『音楽』）
©大橋裕之/ロックンロール・マウンテン/Tip Top

■最優秀男優賞
福山雅治（『ラストレター』『マチネの終わりに』）
©︎2020「ラストレター」製作委員会

濱田岳（『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィンスマンJP プリンセス編』ほか）
©︎2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会

■最優秀女優賞
水川あさみ（『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』）
©︎2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会

長澤まさみ（『MOTHER マザー』『コンフィデンスマン JP プリンセス編』）
©︎2020「MOTHER」製作委員会

■最優秀新進監督賞
HIKARI監督（『37セカンズ』）
©︎37 Seconds filmpartners

ふくだももこ監督（『君が世界のはじまり』）
©2020『君が世界のはじまり』製作委員会

■最優秀新進男優賞
宮沢氷魚（『his』）
©︎2020 映画「his」製作委員会

北村匠海（『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか）
©︎2020『サヨナラまでの30分』製作委員会

■最優秀新進女優賞
松本穂香（『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか）
©2020『君が世界のはじまり』製作委員会

森七菜（『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』）
©︎2020「ラストレター」製作委員会

※映画賞の選考期間：2019年10月～2020年9月に劇場公開された作品が対象

「第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM」
会期：11月21日（土）～11月26日（木）
会場：東京都多摩市内の2会場
主催：TAMA映画フォーラム実行委員会