北米公開時に『デッドプール2』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次いで初登場3位、興行収入70億円の大ヒットを記録した、ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンら豪華名女優たちが共演する『Book Club(原題)』が、邦題『また、あなたとブッククラブで』として12月18日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、妻として、母として、上司として、経営者として、それぞれに都会的で自立した人生を謳歌してきた女性たちの「恋と悩みと友情」を痛快なテンポで描いた珠玉のアンサンブル・ドラマ。一度観るだけで生きるエネルギーがフルチャージされる可笑しみと歓びに満ちており、毎日にワクワクとトキメキを添える秘訣が詰まっている。
1970〜80年代にかけてアメリカ映画の礎を築き、今もなお、衰えを知らない輝きでトップを走り続けるダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンら名女優たちが、1冊の本で色づきはじめた4人の女性たちを熱演。撮影当時、彼女たちの実年齢平均は74歳と驚くべきものだが、うち、主人公の一人ダイアンの名前は、彼女を演じる“ダイアン・キートン”から取られた。そして脚本は、執筆時に彼女を念頭において作られた。
そのほか『ゴッドファーザーPARTIII』のアンディ・ガルシア、TVドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」のドン・ジョンソン、『陽のあたる教室』のリチャード・ドレイファス、『ポルターガイスト』のクレイグ・T・ネルソンらベテラン俳優陣が脇を固める。
監督を務めるのは、『さらば愛しきアウトロー』など、ロバート・レッドフォードの製作会社で長年製作プロデューサーを務めてきたビル・ホルダーマン。本作が監督デビュー作となる。
ポスタービジュアルには、本作のテーマでもある“読書”をモチーフに「私たちの第二章は始まったばかり」というキャッチコピーが添えられ、何歳になってもめいっぱい人生を楽しむダイアン(ダイアン・キートン)、ビビアン(ジェーン・フォンダ)、シャロン(キャンディス・バーゲン)、キャロル(メアリー・スティーンバージェン)の楽しげな姿が収められる。
■ビル・ホルダーマン(監督) コメント
「監督になる夢をずっと持っていたわけじゃないし、自分でどうしても監督したい」という訳ではありませんでした。でも、変かもしれないけど、ほかの誰かにやらせたくなかったから、自分で監督することに決めたんだと思う。社会やハリウッドでは、年齢による差別がはびこっていて、ある年齢を迎えると自分の存在意義は終わったと考えるようになる。社会の認識なんて気にしないで。克服すべき唯一の障害は、自分の考えだけなんだ。
■ダイアン・キートン(ダイアン役) コメント
登場人物たちは、とっても絆が強くて、それを維持している。誰でも間違いなく“歳を重ねる”ことに向き合わなくてはいけないのですが、私たちには頼れる人たちがいて、そのことが、この映画ではとても重要な役割を果たしています。よくできた脚本だわ。今までで一番楽しいものでした。
『また、あなたとブッククラブで』
12月18日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・共同脚本・製作:ビル・ホルダーマン
出演:ダイアン・キートン ジェーン・フォンダ キャンディス・バーゲン メアリー・スティーンバージェン アンディ・ガルシア ドン・ジョンソン クレイグ・T・ネルソン リチャード、ドレイファス
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 40年連れ添った夫を亡くした喪失感からまだ抜け出せないダイアン(ダイアン・キートン)、複数の男性たちとの関係を楽しんでいるハイクラスな経営者・ビビアン(ジェーン・フォンダ)、離婚のトラウマに苦しんでいる管理職・シャロン(キャンディス・バーゲン)、熟年夫婦の危機に直面する専業主婦・キャロル(メアリー・スティーンバージェン)。立場は違っても長年の友人である4人は、それぞれの“人生の後半”らしい悩みを抱えながらも、1冊の同じ本を皆で読んだ後に集まり、感想を語り合う“ブッククラブ”を恒例の楽しみにしていた。そんなある日ダイアンの提案で、イギリスのベストセラー官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(著:E.L.ジェームズ)を皆で読むことに。いつもとテイストの違う本の提案で最初は戸惑っていた彼女たちだったが、そのスキャンダラスな文面にたちまち感化され、悩ましい日常を忘れて、恋にロマンスに気持ちも行動も大胆になっていく…。
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