佐藤大樹、橋本環奈の印象は「怒鳴るキャラクターのイメージだった。国民的に愛されている理由が分かりました」

気鋭の作家・相沢沙呼による青春小説を、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈のダブル主演で映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、10月2日より公開される。このほど、9月28日にユナイテッド・シネマ豊洲にて無観客の公開直前イベントが行われ、佐藤大樹、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登壇した。

本作で初共演となった佐藤(大樹)と橋本。佐藤は橋本に対して「他の作品でもツンツンしていたり、怒鳴るキャラクターというイメージだった」そうだが、「初めてお会いしたときに、コンビニ袋一枚ぐらいの荷物で来ていて、サラッと本読みして、サラッと帰って。物腰も柔らかくて、何も飾らずにフランクに話してくれる女優さん、他にいないなと思って。国民的に愛されている理由が分かりました」と橋本を絶賛し、「現場のみんながファンになった」ことを明かした。

対して橋本は佐藤について「EXILEのパフォーマーとしてのイメージと、お芝居をされるイメージもあったので、お会いするのが楽しみ」だったという。「作品に入ってすぐ4人(佐藤、橋本、佐藤流司、杏花)で仲良くなり、ご飯に行くというのは、なかなかない。みんなコミュニケーション能力が高い。大樹くんは誰とでも仲良くなれて、年上にも年下にも好かれる存在」と、佐藤の人柄を称賛した。

本作のタイトルにちなみ、「お互いを“○○の神様”と例えるなら?」という質問を受けた佐藤と橋本。佐藤は橋本を「コミュ力の神様」とし、「とにかく誰とでも仲良くできる。年齢関係なく懐に飛び込むのが上手な方。猫界でいう“CIAOちゅ〜る”。みんなが好き!」と有名なペットフードに例えてコメント。

佐藤について「令和のマルチ神様」と例えた橋本は、「大樹くんはボケるときに、『俺は令和の○○だ』とよく言う。“令和”という言葉を使いたがる人というイメージと、パフォーマーやお芝居もできて、お話も上手なので、全体的にマルチに活躍できる人」と佐藤を分析。「“令和”にこだわりがあるのか?」というMCの質問に、佐藤は「響きが好きなのと、頭良さそうに見えるかなと(笑)」と笑って答えていた。

最後に挨拶した橋本は「背中を押してくれるような、心に残る作品」、佐藤は「どんな人が観ても胸に熱く来るものがある」と本作をアピールしてイベントを締めくくった。

『小説の神様 君としか描けない物語』
10月2日(金) 全国公開
監督:久保茂昭
原作:相沢沙呼「小説の神様」
脚本:鎌田哲生
音楽:中野雄太
主題歌:伶「Call Me Sick」
出演:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS) 橋本環奈 佐藤流司 柴田杏花 莉子 坂口涼太郎 山本未來 片岡愛之助 和久井映見
配給:松竹

【ストーリー】 中学生で作家デビューしたが、作品はSNSで酷評され、自分を見失った売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤大樹)。一方、同じクラスの人気者でドSな性格の上、ヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本環奈)。底辺作家と人気作家、性格もクラスでの立ち位置も、すべてが真逆の二人に、編集者から下されたミッション。それは、二人で協力し、大ベストセラーを生み出すことだった!ダメな男子とキラキラ女子、一見正反対な二人が、反発しながらも足りないものを補い合い、物語を一緒に作るうちに、一也は、詩凪の誰にも言えない大きな秘密を知ってしまう…。友情を超えて近付く二人の距離。悩み傷つきながらも、好きなことをあきらめずに挑戦し続けた先で、二人が生み出す“物語”の行方は…?

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