ロバート・パティンソン主演『ザ・バットマン』2021年公開!初出し映像には未知なるヴィランが登場!?

クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来となるバットマン単独映画で、マット・リーブスが監督、ロバート・パティンソンが主演を務める『ザ・バットマン』が、2021年に日本公開されることが決定した。併せて、本作の初出し映像がお披露目となった。

本作は、社会現象を巻き起こし数々の賞レースを沸かせた『ジョーカー』、数々の記録を更新し、世界中に社会現象を巻き起こした『ワンダーウーマン』の最新作『ワンダーウーマン 1984』(10月9日公開)など、話題作が続くDCの新たな注目作。

監督・脚本を務めるのは、新『猿の惑星』シリーズで注目を集めたマット・リーブス。新バットマン/ブルース・ウェイン役には、『ハリーポッター』シリーズ、『トワイライト』シリーズで主演、9月18日公開の『TENET テネット』にも出演するロバート・パティンソンが扮する。そのほか多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役にコリン・ファレル、リドラー役にポール・ダノ、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役にジョン・タトゥーロ、そしてお馴染みのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役には、アンディ・サーキスとジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。

8月23日に開催された、全世界のアメコミファンの祭典となるDC史上最大オンラインイベント第1弾「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」にて、『ワンダーウーマン 1984』『ザ・スーサイド・スクワッド』など注目の新作映画、海外TVシリーズ、ゲームのキャストやスタッフが出演するトークセッションや、新情報の公表など充実のコンテンツが実施され、同イベント内にて本作の初となる映像も披露された。

映像は、クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』シリーズや、昨年の『ジョーカー』を彷彿させるような不穏で不気味な音楽に包まれている。謎めいたセリフが多く、物語の全容はまだ明らかにされていないが、バットマンの象徴であるバットスーツや様々な機能が搭載されバットマンが愛用する特殊車両・バットモービルなど、ファンを熱くさせるお馴染みのガジェットは本作でも健在。またバットマンへの挑戦状には、“君とボクで謎解きをしよう”“正義を気取るなら―ウソはなし―見て見ぬフリをした代償は?”と書かれており、未知なるヴィランがバットマンを阻む敵として登場するようだ。誰もが憧れる王道のヒーローだけでなく、ジョーカーのような“悪”のカリスマ性を持った魅力的なヴィランが登場することもDCの魅力のひとつ。敵対するヴィランにも注目が集まる。

トークセッションに登場したマット・リーブス監督によれば、本作はミステリーの要素が色濃く、バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンの物語。人気ヴィランたちもまた、ヴィランとして完全になる前の姿を描くとのこと。また本作に影響を与えた作品としては、『チャイナタウン』、『フレンチ・コネクション』、『タクシードライバー』に代表される、1970年代の“リアルなストリート”を題材にした作品を挙げており、『ジョーカー』を彷彿とさせる内容が垣間見えた。

『ザ・バットマン』
2021年 全国公開
監督・脚本:マット・リーブス
脚本:マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン コリン・ファレル ポール・ダノ ゾーイ・クラヴィッツ ジョン・タトゥーロ アンディ・サーキス ジェフリー・ライト