イーサン・ホーク「誰か殺すべき!?」人質はなぜ銀行強盗に味方したのか?『ストックホルム・ケース』予告編

イーサン・ホークが、『ブルーに生まれついて』のロバート・バドロー監督とタッグを組んだ主演最新作『ストックホルム・ケース』が、11月6日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に連帯感や好意的な感情を抱いてしまう心理学用語「ストックホルム症候群」の語源となった、“スウェーデン史上、最も有名な銀行強盗事件”として知られる5日間の立てこもり事件(ノルマルム広場強盗事件)を基にしたクライム・エンタテインメント。

予告編は、長髪のカツラを被りアメリカ人風を装ったラース(イーサン・ホーク)が銀行強盗に入り、銀行員のビアンカ(ノオミ・ラパス)を人質に取るという緊張感漂うシーンから始まる。犯罪仲間のグンナーを刑務所から釈放させることに成功し気持ちが大きくなったラースは、逃亡用の車と金を要求するが、報道陣が銀行前を占拠し身動きが取れなくなる。長期戦になる中、奇想天外でどこか憎めないラースに人質二人はいつしか笑顔を見せ、徐々に犯人に味方するようになる。「人質はなぜ犯人に味方したのか…」世界が驚愕した銀行強盗の結末とは?ボブ・ディランの名曲と共に、歴史的強盗事件がスリリングに映し出される。

『ストックホルム・ケース』
11月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK 吉祥寺ほか全国公開
監督・脚本:ロバート・バドロー
製作:ジェイソン・ブラム
劇伴:スティーブ・ロンドン
劇中歌:ボブ・ディラン
出演:イーサン・ホーク ノオミ・ラパス マーク・ストロング
配給:トランスフォーマー

【ストーリー】 何をやっても上手くいかない悪党のラース(イーサン・ホーク)は自由の国アメリカに逃れるために、アメリカ人に扮装してストックホルムの銀行強盗を実行する。彼は幼い娘を持つブリジッタ(ノオミ・ラパス)を含む3人を人質に取り、犯罪仲間であるクラーク(マーク・ストロング)を刑務所から釈放させることに成功。続いてラースは人質と交換に金と逃走車を要求し、クラークと共に逃走する計画だったが、警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦に打って出る。現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく。すると犯人と人質の関係だったラースとブリジッタたちの間に、不思議な共感が芽生え始める…。

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