竜星涼「俺らの全てを見られた感じ」、犬飼貴丈「心も身体も丸裸になって、隠すものがない状態」

累計発行部数440万部を突破した、井上堅二と吉岡公威コンビによる大ヒット青春コミックを、英勉監督が竜星涼と犬飼貴丈のダブル主演で映画化する『ぐらんぶる』が、8月7日より公開される。このほど、7月27日にスポル品川大井町のサーフィン場にてプレミアム夏祭りイベントが開催され、キャストの竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋、英勉監督が登壇した。

裸の男達に担がれた神輿に乗って、法被姿で登場した竜星&犬飼。竜星は至上最も服を着ていない主人公を演じ「この映画を通して本当に服の大事さ、布の大事さを感じることができました」と挨拶した。撮影現場について聞かれると「みんな和気あいあいとして。花火を見たり、流れ星を見たり、久しぶり青春を味わった。すごい楽しかったです」と撮影を振り返った。

無駄にイケメンなアニメオタク役を演じた犬飼は、撮影中に「男性の肌色が多くて。撮影が進むにつれて慣れていった自分がすごく怖かった」そうで、「僕だけはフラットにいたい」と思い直し、撮影に臨んでいたことを明かした。

裸が多めの本作にちなみ、心が丸裸になったエピソードを披露することになったキャスト陣。「『ぐらんぶる』に出演したこと」と書いた竜星は、「『ぐらんぶる』の撮影」と書いた犬飼に対して「そうだよね! 犬飼と俺は同じ」と納得のコメント。同じ答えに驚いた犬飼は「本当だ! そろった!」と感動した様子を見せつつ、「竜星さんとは毎日バディを組ませていただいて。裸の付き合いを毎日していた。ただ単に数カ月間共演するよりも、裸で数カ月間共演するのは、心の距離の縮まり方がものすごく早くて。心も身体も丸裸になって、隠すものがない状態でした」と撮影を回顧。これに対して竜星も、「みんなに俺らの全てを見られた感じ」と笑顔で開き直っていた。

イベントの後半は突然の雨に見舞われたが、最後の挨拶で竜星は「この映画も嵐を呼ぶような作品になったと思う」と作品に自信を見せてイベントを締めくくった。

『ぐらんぶる』
8月7日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:英勉
脚本:宇田学
原作:井上堅二 吉岡公威「ぐらんぶる」
主題歌:sumika「絶叫セレナーデ」
出演:竜星涼 犬飼貴丈 与田祐希 朝比奈彩 小倉優香 石川恋 髙嶋政宏 矢本悠馬 森永悠希
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し…国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織(竜星涼)の目標はただひとつ。それは気のあう友人や可愛い女子と“キラキラな大学生活”を送ること。なのに…「何かおかしい」最初に異変を感じたのはオリエンテーションの朝。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平(犬飼貴丈)と出会い、共にある場所にたどり着く。そこは常識が通用しない“無法地帯”、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった!狂暴なクーデレいとこ、どシスコンのお姉さま、エロい先輩、はたまた激ケバギャルも!?神様、僕たちに普通の大学生活を送らせてください…ヤバすぎるメンバーに囲まれた、伊織と耕平の運命はいかに!?

©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会