『狼煙が呼ぶ』の豊田利晃監督最新作で、公開日だけを決定して映画製作と共に進むプロジェクトとして開始された映画『破壊の日』が、7月24日より公開される。このほど、本作の予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

コロナ禍における撮影延期、再三のスケジュール変更を乗り越え、無事クランクアップした本作は、公開前週にして現在も未完成、リアルタイムで編集、ポストプロダクションが進行中で、未だ誰も完成版を観ていないまま公開をする異例の映画である。現在もクラウドファンディングを実施している。

予告編では、出演者でもあるマヒトゥ・ザ・ピーポーがボーカルを務める、現在最も話題のバンド・GEZANによって書き下ろされたエンディングテーマ「壊日」の一部が初披露される。楽曲が映像と相まって「破壊の日」を増長させる。

『破壊の日』
7月24日（金）より、渋谷ユーロスペースほか全国ロードショー
監督・脚本・企画：豊田利晃
音楽：GEZAN　照井利幸　切腹ピストルズ　MARS89
エンディングテーマ：GEZAN「壊日」
出演：渋川清彦　マヒトゥ・ザ・ピーポー　イッセー尾形　長澤樹　大西信満　和田光沙　飯田団紅　窪塚洋介　松田龍平
配給：IMAGINATION

【ストーリー】 7年前、田舎町の炭鉱の奥深くで見つかった怪物。その怪物は何なのかは不明のまま不穏な気配を残して時が過ぎる。7年後、村では疫病の噂が広がり、疑心暗鬼の中、心を病む者が増えていく。そんな中、修験道者の若者、賢一は生きたままミイラになりこの世を救うという究極の修行、即身仏になろうと行方不明になる…。そして、「物の怪に取り憑かれた世界を祓う」と賢一は目を覚ます。

©「破壊の日」製作委員会