『呪怨』シリーズで知られるホラー映画の旗手・清水崇監督作で、『ダンスウィズミー』の三吉彩花が主演を務めるホラー映画『犬鳴村』。その本編の至る所に恐怖を緩和させる加工が施された『映画「犬鳴村」恐怖回避ばーじょん 劇場版』が、5月22日より公開されることが決定した。併せて、予告編がお披露目となった。

地図にも載っておらず、ダム湖に沈んだとも、村人たちによって隠ぺいされているとも言われる、実在する最強の心霊スポット“犬鳴村”を舞台にしたホラー『犬鳴村』。興行収入13.7億円突破、動員100万人超えとなり大記録を叩き出した。1月31日より一週間限定で、本作の冒頭8分間の本編に怖くない加工を施した映像がSNSにて公開された。それを見たホラーが苦手な人たちから「これなら見ることが出来た！」と絶賛の声が各地で上がり、『恐怖回避ばーじょん』は制作された。

『恐怖回避ばーじょん』には、128分の間に流れる様々な恐怖シーンに、可愛い犬が出てきたり、効果音をつけたりと恐怖を緩和させる加工が施されている。至る所に散りばめられた恐怖回避の加工には、ホラー映画なのにクスっと笑えること間違いなし。ホラーが苦手な人、興味があるけどなかなか勇気を出せない人、そんなホラー初心者でも、『恐怖回避ばーじょん』なら最後まで楽しむことが出来る。もちろんすでに本作を鑑賞済みの人や、怖いのが大好きな人も、どこでどんな加工がされているのか、また新しい「第二の犬鳴村」として本作を楽しむことが可能だ。

『映画「犬鳴村」恐怖回避ばーじょん 劇場版』
5月22日（火）より、鹿児島ミッテ10より順次公開
監督・脚本：清水崇
脚本：保坂大輔
出演：三吉彩花　坂東龍汰　古川毅　宮野陽名　大谷凜香　奥菜恵　須賀貴匡　田中健　寺田農　石橋蓮司　高嶋政伸　高島礼子
配給：東映

【ストーリー】　臨床心理士の森田奏（三吉彩花）の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。「わんこがねぇやに ふたしちゃろ〜♪」奇妙なわらべ歌を歌い出しおかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして、繰り返される不可解な変死。それらの共通点は心霊スポット“犬鳴トンネル”だった。突然死した女性が死の直後に残した言葉「トンネルを抜けた先に村があって、そこで●●を見た…」これは、一体どんな意味なのか？全ての真相を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…。身も凍る恐怖と戦慄、古より続く血の祝祭からあなたは逃げられない。

©2020 「犬鳴村」製作委員会