荒川良々「呪怨は実際に起きた出来事を参考に作られた」「呪怨:呪いの家」予告編&場面写真

2000年にビデオ版が誕生し、ホラーファンの間でクチコミが広がり、2003年に劇場版が公開されて以来、20年続くシリーズである『呪怨』。この伝説のホラーを、三宅唱監督が新たに荒川良々主演、黒島結菜共演でドラマシリーズ化する「呪怨:呪いの家」のNetflixでの配信日が、7月3日に決定し、併せて、予告編と場面写真がお披露目となった。

1988年、心霊研究家の小田島はオカルト番組で共演した新人タレント、はるかが経験した怪現象に興味を引かれる。同じ頃、あるトラブルによって転校を余儀なくされた女子高生の聖美は級友たちに誘われ、“猫屋敷”と呼ばれる空き家を肝試し気分で訪れることに。6年後、ソーシャルワーカーの有安は虐待されている子どもを救おうと、必死の行動を起こす。まったく接点のなかった彼らは一軒の家を中心に引き寄せられていく。彼らを呪いの連鎖で結び付けたその家の恐るべき真実とは!?

予告編冒頭、今回の鍵を握る「呪いの家」と、白いワンピースを着た女のような影が姿を現し、戦慄の物語の始まりを告げる。そして、すべての元凶である「呪いの家」に端を発し、頻発していく数々の怪奇現象が、じりじりと人々を恐怖の渦に巻き込んでいく。不穏な音を捉えたカセットテープ、怪奇現象に襲われる男女、暗闇でうずくまり「逃げて」とささやく少年、そして女性が監禁されて妊娠させられたという凄惨な過去の事件。登場人物全員が口にする「あの家」を調べ始めた心霊研究家・小田島(荒川良々)と、夜中に部屋で響く不可解な足音に悩まされているタレントの本庄はるか(黒島結菜)は、「呪いの家」に憑かれたように引き寄せられていく。何かを手渡そうとする長い黒髪の女や這い上がってくる血濡れた胎児など、この世のものと思いたくない存在が見え隠れし、不穏な雰囲気が一層高まる。天井裏で恐怖に慄く小田島、そして血しぶきを浴びて叫ぶはるかが見たものとは…。

場面写真では、「呪いの家」の秘密に近づいていく小田島の姿や、絶望的な恐怖に襲われるはるかの姿が収められる。「『呪いの家』は、実在する。それがどこにあるかは知らない方がいい」。フィクションよりも恐ろしい実際にあった出来事にインスパイアされた新しい『呪怨』。不穏な雰囲気満載のビジュアルからは史上最高の恐怖の予感が漂う。

Netflixオリジナルシリーズ「呪怨:呪いの家」
7月3日(金)より、Netflixにて全世界配信予定(全6話)
監督:三宅唱
脚本:高橋洋 一瀬隆重
出演:荒川良々 黒島結菜 里々佳 長村航希 岩井堂聖子 井之脇海 テイ龍進 松浦祐也 土村芳 柄本時生 仙道敦子 倉科カナ

【ストーリー】 1988年、心霊研究家の小田島(荒川良々)はオカルト番組で共演した新人タレント、はるか(黒島結菜)が経験した怪現象に興味を引かれる。同じ頃、あるトラブルによって転校を余儀なくされた女子高生の聖美(里々佳)は級友たちに誘われ、“猫屋敷”と呼ばれる空き家を肝試し気分で訪れることに。6年後、ソーシャルワーカーの有安(倉科カナ)は虐待されている子どもを救おうと、必死の行動を起こす。まったく接点のなかった彼らは一軒の家を中心に引き寄せられていく。彼らを呪いの連鎖で結び付けたその家の恐るべき真実とは!?