『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』公開延期 新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて

現代ロシアの伝説的作家セルゲイ・ドヴラートフの半生に迫り、ベルリン国際映画祭にて銀熊賞を受賞したロシア映画『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』が4月25日より公開される予定であったが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて公開を延期することとなった。今後の公開予定は、決定しだい発表される。

『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』
近日公開
監督:アレクセイ・ゲルマン・ジュニア
出演:ミラン・マリッチ ダニーラ・コズロフスキー スヴェトラーナ・ホドチェンコワ エレナ・リャドワ
配給:太秦

【作品概要】 1971年のソビエト・レニングラード(現:サンクトペテルブルク)にカメラを据え、ジャーナリストとして働きながら文筆活動にいそしんだ現代ロシアの伝説的作家セルゲイ・ドヴラートフ(ミラン・マリッチ)の人生の6日間に迫る。「雪解け」と呼ばれ言論に自由の風が吹いた社会に、再び抑圧的な「凍てつき」の空気に満ち始めた時代。ドヴラートフを始め、のちにノーベル賞を受賞する詩人ヨシフ・ブロツキーら若き芸術家や活動家たちのひたむきな生が描かれる。

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