バレーボウイズ&滝本晃司が主題歌&音楽を担当!『ドロステのはてで僕ら』ポスタービジュアル&場面写真

京都を拠点に活動を続け、毎年の本公演では1万5千人を動員する人気劇団ヨーロッパ企画が、劇団として取り組む初のオリジナル長編映画『ドロステのはてで僕ら』が、4月25日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルと場面写真がお披露目となり、併せて、主題歌をバレーボウイズ、音楽を滝本晃司が担当することが発表された。

本作は、雑居ビルのカフェを舞台に、2分先の未来が見える“タイムテレビ”を巡る騒動を描いたエクストリーム時間SF。

メインビジュアルは、物語の舞台となるカフェで、「時間に殴られろ。」という挑発的なコピーと、ドロステ効果(※)をモチーフにしたビジュアルが印象的だ。
※ドロステ効果とは、絵の中の人物が自分の描かれた絵を持ち、その絵の中の人物も自分が描かれた絵を持ち…という、無限に続く入れ子のような構図のこと。

エンディングを爽やかに盛り上げる主題歌は、京都出身の7人組バンド・バレーボウイズによる「タイトルコール」。さらに、音楽はヨーロッパ企画の過去公演「建てましにつぐ建てましポルカ」「出てこようとしてるトロンプルイユ」の音楽も担当した滝本晃司が手掛ける。

■前田流星(バレーボウイズVo./主題歌) コメント
映画のエンドロールで僕達の音楽が聴こえてハッと現実に戻ったぐらい、鑑賞中はずっと、映画の中の登場人物と同じように“タイムテレビ”を夢中で覗き込んでいました。大好きなヨーロッパ企画の京都を舞台にしたこの物語に、同じ京都で活動している僕達の音楽を使ってもらえて本当に光栄です。エンドロールで流れる「タイトルコール」が、この映画に浸る良い時間になったら嬉しいな。

■ネギ(バレーボウイズGt.&Vo./主題歌) コメント
近くの喫茶店でいつもヨーロッパ企画の人たちがなにか面白そうな企てをしているのが羨ましくて仕方なかった。その企ての中に僕たちが食い込んで行ってるのが信じられなかったり嬉しかったり!光栄すぎ!!

■滝本晃司(音楽) コメント
映画の音楽を担当するなんて初めて。スゴイ事だ。しかもドロステ。ドロステと私。アニメ「親子ねずみの不思議な旅」のBONZOドッグフード缶のシーンでそういうものを知る。オランダ土産にドロステココアをいただく。パッケージにドロステ。これをドロステ効果と呼ぶことを知り、一曲作る「ドロステの聞こえない歌」。そしてタイトルにドロステの入った映画「ドロステのはてで僕ら」の音楽を担当する。スバラシイ。

『ドロステのはてで僕ら』
4月25日(土)より、下北沢トリウッド、京都シネマほか全国順次公開
監督・撮影・編集:山口淳太
原案・脚本:上田誠
音楽:滝本晃司
主題歌:バレーボウイズ「タイトルコール」
出演:土佐和成 藤谷理子 石田剛太 諏訪雅 酒井善史 中川晴樹 角田貴志 永野宗典 本多力 朝倉あき
配給:トリウッド

【ストーリー】 とある雑居ビルの2階。カトウが部屋にいると、テレビの中から声がする。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。「オレは、未来のオレ。 2分後のオレ」。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。“タイムテレビ”の存在を知り、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理髪師メグミや5階のヤミ金業者、謎の客も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく…。襲いかかる未来、抗えない整合性。ドロステのはてで僕らは…。

©ヨーロッパ企画/トリウッド 2020