「幸せなひとりぼっち」の原作者フレドリック・バックマンによる小説「ブリット=マリーはここにいた」を、スウェーデンの国民的女優ペルニラ・アウグスト主演で映画化した『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』が、5月29日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。
本作は、本国スウェーデンでNo.1ヒットを記録したハートウォーミングストーリー。
予告編は、頑固で笑わない主婦ブリット=マリー(ペルニラ・アウグスト)が、“清潔”で“正確”に整ったキッチンで、丁寧な手料理を夫に振る舞う“完璧な人生”から始まる。しかし物語は一変。倒れた夫に付き添うため病院に駆けつけたブリット=マリーは、夫の愛人に出会ってしまうのだった。全てを捨てて再出発をした彼女がたどり着いたのは、寂れた小さな田舎町。年齢に阻まれてなかなか仕事が決まらなくとも「一日ずつよ。ブリット=マリー」と自分自身に言い聞かせ、ユースセンターの管理人として再スタートを切る。「人生こんなはずじゃ…」と落ち込むブリット=マリーに、“忘れていた大事なもの”を思い出させたきっかけとは?そして、普段は生意気な子供たちから教わったこととは?孤独と向き合い、子供たちから送られる数々の言葉に背中を押され、ブリット=マリーの人生が輝きだす。
『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』
5月29日(金)より、新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
監督:ツヴァ・ノヴォトニー
原作:フレドリック・バックマン「ブリット=マリーはここにいた」
出演:ペルニラ・アウグスト ペーター・ハーバー
配給:松竹
【ストーリー】 スウェーデンに住むブリット=マリー(ペルニラ・アウグスト)は63歳の専業主婦。結婚して40年、家事を完璧にこなすだけの毎日でいつしか笑顔を忘れていた。ある日、夫に愛人がいることがわかり、一大決心をして家を飛び出すことに。やっとのことで見つけた仕事は小さな村の荒れ果てたユースセンターの管理人。おまけにやんちゃ盛りの子供たちの弱小サッカーチームのコーチまで任されることに…。初めて尽くしの彼女だが、個性豊かな住民たちに助けられ、不器用ながらも少しずつ笑顔を取り戻していく。しかし突然夫が迎えに来たことで、新たに人生の選択を迫られる…。
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