佐藤健と大友啓史監督のタッグで贈る、日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨し続けるアクション大作『るろうに剣心』。その最終章となる『The Final』 『The Beginning』が、それぞれ7月3日、8月7日より2作連続で公開される。このほど、本作の特報映像がお披露目となった。
『The Final』は、剣心と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていたシリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを描き、『The Beginning』では、これまで語られることのなかった剣心の“十字傷”の謎に迫る。
『るろうに剣心』シリーズの代名詞ともいえる、見るものの度肝を抜いてきた超絶アクションシーンは本作でも健在。特報映像では、全力疾走、壁走り、高速回転アクションなど、今回もとんでもない危機に立ち向かう剣心(佐藤健)、そして、神谷薫(武井咲)、相楽左之助(青木崇高)、高荷恵(蒼井優)、明神弥彦らおなじみの神谷道場の仲間たちと幸せそうな表情を見せる剣心の姿が映し出されるも一変、頬の十字傷から血を流し、悲壮感漂う表情を見せるカットが…。剣心の身に一体何が?そして、「抜刀斎の頬に、まだ十字傷はあるのか」と語る、剣心の前に現れた“十字傷の謎”を知る男・縁(新田真剣佑)。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけでなく剣心と関わるものすべて、そして剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、“人誅”を仕掛けてくる。異国の狂気を身にまとい日本に脅威を与えるその存在感は、いまだかつてないほどの危機を伴い剣心たちに襲いかかる。「すべては拙者への復讐」と悟る剣心。剣心と縁の過去に秘められた因縁とは?映像ラストには、壮絶な戦いを予感させる剣心と縁の超絶バトルシーンの一端が垣間見える。
2014年の前作『京都大火編/伝説の最期編』の公開から6年が経過したが、本映像からは「剣心にとって最も大事なエピソード。最終章を撮らないと、るろうに剣心が終わらない」と覚悟を決め、「作るなら一番良いものを届けたい」と前作超えを誓って挑んだ製作陣の並々ならぬ思いが伝わってくる。佐藤健自身が「代表作」と語る『るろうに剣心』の緋村剣心役は、はまり役として彼のファンの中でも人気のある役柄。クランクイン前のアクション練習などの準備期間を含め、一年以上本作と向き合い、再び剣心を演じ切ることを追求した。
『るろうに剣心 最終章 The Final』
7月3日(金) 公開
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
8月7日(金) 公開
監督:大友啓史
原作:和月伸宏「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」
出演:佐藤健 武井咲 新田真剣佑 青木崇高 蒼井優 江口洋介
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(佐藤健)だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀“さかばとう”を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心たちは、神谷道場で平和に暮らしていた。しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ。果たして誰の仕業なのか?何のために?それは、今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。
©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会