『キングダム』の大沢たかお主演、『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務めた完全オリジナル映画『AI崩壊』が、1月31日より公開中。このほど、2月5日に大阪ステーションシティシネマにて大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、大沢たかお、岩田剛典、そして入江悠監督が登壇した。
MCの呼び込みで主演の大沢たかお、岩田剛典、入江悠監督の順で登壇。はじめに、大沢は「ご来場ありがとうございます。1年半前に撮影をしました。この作品は大阪でも撮影をしてるので、ずっと来たかったのですが、今日ようやく来ることができました。短い間ですがよろしくお願いします」、岩田は「本日はありがとうございます。ようやく関西に来れてうれしいです。僕はロケには来ていませんが、大沢さんは全国を走り回ってどの場面もドキドキハラハラの展開になっています。今日は最後までよろしくお願いします」、そして入江監督は「公開直後の平日にありがとうございます。大阪の撮影は地下だったのでようやく地上に出ることができました(笑)。この晴れやかな舞台に来られてうれしいです」と挨拶した。
先週末に公開し見事初登場1位を飾った本作。周りからの反応を聞かれた大沢は、「公開すると僕たちの手を離れてしまうので、こういう場でしか反応を聞くことができないので、初登場1位のニュースもネットで知りました(笑)。一人でも多くの人にこの作品を観てほしいと思います」と心境を明かした。また完全オリジナル脚本で徹底したリアリティを追求したという入江監督は、「オリジナル作品で近未来の映画っていうのはなかなか実現できないジャンルなので評価をいただけてうれしいです」と口にした。
大阪でも撮影をしたという話から、大阪での撮影の様子を尋ねられ、大沢は「地下でずっと走ってました(笑)。なのでなかなか地上に出ることもなく大阪をあまり満喫できませんでしたね」と言いながらも、スクリーンに大沢が大阪・通天閣前で撮影した写真が公開されると、大沢は「何もしてないは嘘ですね(笑)。実は撮影終わった後に、通天閣近くでスタッフみんなでご飯を食べました。大阪の思い出の一枚です」と大阪での撮影を振り返った。
今回初共演となった大沢と岩田。お互いの印象について、岩田は「撮影する前はクールな印象だったんですが、全然違って気さくでコミュニケーションも取ってくださるのでだいぶ印象が変わりましたね」と語り、大沢は「本当にかっこいいし、どこへ行っても人気者。でも撮影になると緊迫した姿で俳優としてもオーラがあって刺激を受けました。撮影中は全然お話できなかったので、終わってからたくさん話をしました。次の三代目 J SOUL BROTHERSのオーディションはいつあるの?とか年齢制限を聞いたりしましたね」と言うと、岩田が「HIROさんに相談しておきます」と口にし、会場を笑いで包んだ。
そしてなんと、本日どうしても大阪に来られなかったという、大沢演じる桐生の義弟・西村悟役を演じた賀来賢人から生電話のサプライズが。賀来から「大阪の皆さんこんばんはー!賀来賢人です」と挨拶が入ると会場のボルテージは最高潮に。会場の盛大な拍手を受け、「素敵!大阪大好きです!」と賀来も喜びをあらわにした。賀来から「まだ観ていない方は最初から最後までスピーディーにいろんなことが展開する最高のエンターテインメントになっています。観たことある方は何度見ても違う発見があるし、また違う捉え方ができるラストになっていると思うので、ぜひ皆さん最後まで楽しんでいってください」と大阪のファンにむけて想いを語った。
最後に、入江監督は「日本映画でなかなか近未来をテーマにした映画は作れないので、この映画を皆さんの手で育ててくれると嬉しいです。未来についてやAIについて考えましたなどでも構いません。いろんな形で感想を言っていただけると励みになります!」、岩田は「本当に製作陣の熱量と夢が詰まったメッセージ性の強い作品です。映画を観終わったあと、すぐに語りたくなるような作品になっていますので、ぜひ感想を投稿していただけると嬉しいです」、そして大沢は「本当に今日は平日なのにありがとうございます。この作品はターニングポイントになったシーンが大阪の撮影で、僕たち全スタッフにとってとても大事な場所が大阪になりました。この作品を皆さんに楽しんでいただきたいですし、気に入っていただけましたら、いろんな人に声をかけてください」と本作にかける熱い想いを伝えて、本イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
『AI崩壊』
1月31日(金)より全国公開中
監督・脚本:入江悠
主題歌:AI「僕らを待つ場所」
出演:大沢たかお 賀来賢人 広瀬アリス 岩田剛典 髙嶋政宏 芦名星 玉城ティナ 余貴美子 松嶋菜々子 三浦友和
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 10年後の未来。全国民の個人情報や健康を完全に管理し、生活に欠かせない存在になったAIが突如暴走。人間の生きる価値を選別し殺戮を始めた。日本中がパニックに陥る中、AI暴走のテロリストに断定されたのは開発者の桐生(大沢たかお)。彼には、自身が開発したAIに対する国の認可が間に合わず、妻を亡くした過去があった。警察は最新のAI監視網で逃亡者となった桐生を追い詰める。AIはなぜ暴走したのか。決死の逃亡劇は衝撃の結末へ!
©2019映画「AI崩壊」製作委員会