『呪怨』シリーズで知られ、ハリウッドが認めたホラー映画の旗手・清水崇監督の最新作で、『ダンスウィズミー』の三吉彩花が主演を務めるホラー映画『犬鳴村』が、2020年2月7日より公開される。このほど、2月5日に帝国ホテルにて公開直前スペシャル記者会見が開催され、キャストの三吉彩花、坂東龍汰、古川毅、宮野陽名、大谷凜香、清水崇監督、そして全日本プロレスから宮原健斗、石川修司、犬鳴めんそーれ(ブラックめんそーれ)、大森北斗、田村男児が登壇した。
本作は、地図にも載っておらず、ダム湖に沈んだとも、村人たちによって隠ぺいされているとも言われる、実在する最強の心霊スポット“犬鳴村”を舞台にしたホラー。「ジャパニーズ・ホラーが苦手」と宣言する三吉は、清水監督に会ったときも「清水監督の作品は一本も観ていません」と正直に告白したそうだが「オファーをいただけたことは素直に嬉しかった」と述べた。
撮影でのエピソードを聞かれた三吉は「撮影に使ったトンネルも、調べたら心霊スポットだった。夜の撮影で、トンネルの上から人に見られている感じがして。照明さんかな?と思って見るんですけど、いないし…」と、不思議な体験を告白。清水監督が「お化けも応援してくれていたのかも?」と冗談めかして述べると、三吉も「悪い感じではなかった。見学をしに来たのかな?」と笑顔で撮影を振り返っていた。
イベントの途中には、映画公開を記念して、全日本プロレス石川&大森組VS犬鳴&田村組によるスペシャルタッグマッチが実現した。後半、試合が場外乱闘に発展すると、リング外で観戦していた三吉がまさかの乱入! 羽交い締めにされた犬鳴と田村の顔面に、綺麗なハイキックをブチ当てて、2人ノックアウトした。
石川&大森組の勝利に貢献した三吉は、初めてプロレスを見たそうで「すごい興奮した。相当痛そうでした。思わず顔を覆った」とのこと。宮原が「いいハイキックでしたねえ〜」と絶賛すると、三吉は「ちょっとだけキックボクシングをやってました。ウズウズしちゃいました(笑)」と笑顔で語っていた。
『犬鳴村』
2020年2月7日(金) 全国ロードショー
監督・原案・共同脚本:清水崇
脚本:保坂大輔
出演:三吉彩花 坂東龍汰 古川毅 宮野陽名 大谷凜香 奥菜恵 須賀貴匡 田中健 寺田農 石橋蓮司 高嶋政伸 高島礼子
配給:東映
【ストーリー】 臨床心理士の森田奏(三吉彩花)の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。「わんこがねぇやに ふたしちゃろ~♪」奇妙なわらべ歌を歌い出しおかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして、繰り返される不可解な変死。それらの共通点は心霊スポット“犬鳴トンネル”だった。突然死した女性が死の直後に残した言葉「トンネルを抜けた先に村があって、そこで●●を見た…」これは、一体どんな意味なのか?全ての真相を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…。身も凍る恐怖と戦慄、古より続く血の祝祭からあなたは逃げられない。
©2020 「犬鳴村」製作委員会