『キングダム』の大沢たかお主演、『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務めた完全オリジナル映画『AI崩壊』が、2020年1月31日より公開される。それに先立ち、1月14日に豊洲PITにてジャパンプレミアが開催され、大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、芦名星、玉城ティナ、松嶋菜々子、三浦友和、入江悠監督、主題歌を担当したAIが登壇した。
本作をすでに観たという大沢は、「エンターテイメント映画なんですけど、同時に考えさせられる映画。エンターテイメントの近未来なんだけど、すごく近くに感じられる」と本作を表現した。続けて賀来は、大沢と共演について「嬉しかったですし、話しづらいのかなと思っていたら、大沢さんからすごくコミュニケーションをとってくれて。すごく居やすい環境を作っていただいた」と大先輩の気遣いに感謝した。
岩田は本作を初号試写で観たそうで「満足感が高い映画ができたと感じています。こんなに手応えがある映画もなかなかない」と作品の完成度を絶賛。天才捜査官を演じたことについては「なかなか天才を演じることはないので(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
松嶋とは何度も共演している大沢だったが、「夫婦役は初めて。自分としては、その集大成を夫婦関係に出せればいいなということで、現場では『これは大切なシーンだから』と話したんですけど、『そんなの分かってる』ぐらいのリアクションで返された(笑)」ことを告白。MCから「松嶋とイメージをすり合わせるような会話をされたんですね?」と聞き返されると、大沢は「いや、僕だけが勝手にすり寄ってるだけなんですけど(笑)」と苦笑いを浮かべた。さらに大沢は、「現場でそれを見ていた賀来くんが逃げていった」ことを明かすと、賀来は「豪華な二人のやりとりに、僕はどうしたら良いんですか!?」と困った表情。これに対して松嶋は「大したやり取りじゃないですよ(笑)」と笑顔でコメントしていた。
『AI崩壊』
2020年1月31日(金) 全国公開
監督・脚本:入江悠
主題歌:AI「僕らを待つ場所」
出演:大沢たかお 賀来賢人 広瀬アリス 岩田剛典 髙嶋政宏 芦名星 玉城ティナ 余貴美子 松嶋菜々子 三浦友和
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 10年後の未来。全国民の個人情報や健康を完全に管理し、生活に欠かせない存在になったAIが突如暴走。人間の生きる価値を選別し殺戮を始めた。日本中がパニックに陥る中、AI暴走のテロリストに断定されたのは開発者の桐生浩介(大沢たかお)。彼には、自身が開発したAIに対する国の認可が間に合わず、妻を亡くした過去があった。警察は最新のAI監視網で逃亡者となった桐生を追い詰める。AIはなぜ暴走したのか。決死の逃亡劇は衝撃の結末へ。
©2019映画「AI崩壊」製作委員会