『親切なクムジャさん』のイ・ヨンエが14年ぶりにスクリーンに!『ブリング・ミー・ホーム』9月公開!

『親切なクムジャさん』(2005)以来、14年ぶりのスクリーン復帰を果たしたイ・ヨンエ主演作『ブリング・ミー・ホーム』(原題)が、9月に公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

「宮廷女官チャングムの誓い」によって日本でも圧倒的な知名度を誇るイ・ヨンエ。パク・チャヌク監督作『親切なクムジャさん』では、それまでの清楚なイメージを覆す役を演じ、韓国最大の映画の祭典である青龍映画賞や、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し、名実ともに韓国を代表する俳優となった。2009年に結婚、その後出産、子育てのため芸能活動を休止していた時期もあったが、今回14年の時を経て映画のスクリーンにカムバック。記念すべき復帰作に選んだのが本作である。

本作でイ・ヨンエは、6年前に失踪した息子を探し続ける母親役を熱演し、韓国映画として初登場1位を獲得(※Box Office Mojo調べ)。本国公開前にはトロント国際映画祭に招待され、海外の新人監督作品を紹介するディスカバリー部門でワールドプレミアを迎えた。昨年日本でも公開されスマッシュヒットを記録した『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』のユン・ジョンビン監督は、「イ・ヨンエはカムバックに正しい映画を選んだ。この映画はあなたを虜にし、心を溶かしてしまうだろう」と称えた。監督・脚本を務めたのは、新鋭キム・スンウ。本作で、韓国映画界に爪跡を残す鮮烈なデビューを飾った。

ポスタービジュアルには、「愛する息子のために、母はどこまで強くなれるのか?」というコピーとともに、涙を流しながらも力強い視線をむけるイ・ヨンエが大きく写し出されている。愛する息子を6年間探し続ける母の強さを感じさせる一方で、息子の失踪に悲しみや辛さを抑えきれないさまも表れ、複雑な役を繊細に演じきったイ・ヨンエのブランクを感じさせない魅力あふれるビジュアルとなった。

『ブリング・ミー・ホーム』(原題)
9月 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:キム・スンウ
出演:イ・ヨンエ ユ・ジェミョン イ・ウォングン パク・ヘジュン
配給:ザジフィルムズ マクザム

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