香港を代表する2大スター、チョウ・ユンファとアーロン・クォックがダブル主演するクライムアクションサスペンス『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』が、2020年2月7日より公開される。このほど、名優チョウ・ユンファにフォーカスした特別予告編がお披露目となった。
香港ノワールの傑作『男たちの挽歌』など香港映画界を代表する国民的俳優チョウ・ユンファは、その人気がアジア全土に渡り、“亜州影帝(アジアの映画王)”の異名を持つことに。そんな彼は本作で、「1980年代、私はいろいろなガンアクションをやりましたが、本作ではまた違ったアクションをするチョウ・ユンファを見てもらえるはず」と自信をみせている。
特別予告~チョウ・ユンファ編~では、『男たちの挽歌』を彷彿させるガンアクションを体当たりで披露。「鍛えて、走って、撃ちまくる!」というナレーションそのままに、ユンファの魅力が全開だ。監督・脚本を務めたフェリックス・チョンは、チョウ・ユンファについて「劇中の重要な役柄を、香港映画の黄金期を支えたチョウ・ユンファが演じ、1980年代の香港映画黄金期を思い起こさせる素晴らしいアクションシーンを再現しています」と語り、さらには「現在60歳を過ぎている彼ですが、スタントを使ったのは“将軍”のアジトで床に転がるシーンのみです」と驚きの事実をのちに明かした。そして「半ば引退状態だったチョウ・ユンファさんが、この作品に出た後、引退を撤回した!」とコメントしている。
『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』
2月7日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督:フェリックス・チョン
出演:チョウ・ユンファ アーロン・クォック チャン・ジンチュー
配給:東映ビデオ
【ストーリー】 偽造画家のレイ(アーロン・クォック)がタイで逮捕され香港に護送されるが、高名な美術家ユン・マン(チャン・ジンチュー)によって保釈されるところから物語は始まる。舞台は1990年代のカナダへ。貧しい画家であったレイは恋人と将来に希望を託すが、なかなか認められず、いっこうに暮らしは楽にならない。こっそりと絵画の偽造に手を染めだすレイは「画家」と名乗る男(チョウ・ユンファ)に腕を認められ、彼が運営する偽札組織で働くことになる。やがて米ドル紙幣の偽札発見テクノロジーの進化をあざ笑うように、彼の偽札造りは世界を席巻していくが…。
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