中国の名匠ワン・シャオシュアイ監督最新作 一人息子を亡くした夫婦が辿る30年『在りし日の歌』2020年4月公開!

第69回ベルリン国際映画祭にて最優秀男優賞と女優賞のダブル受賞に輝いた、ワン・シャオシュアイ監督最新作『SO LONG, MY SON』(英題)が、邦題『在りし日の歌』として、2020年4月より公開されることが決定した。

ヤオジュンとリーユン夫婦は、中国の地方都市で幸せに暮らしていた。大切な一人息子シンシンが川辺で溺れて亡くなるまでは…。悲しみに暮れる二人は、住み慣れた故郷を捨て、心許せる仲間とも距離を置き、誰も自分たちのことを知らない町へと移り住む。改革開放後、“一人っ子政策”が進む1980年代、経済成長を遂げてきた1990年代、そして2000年代と、喜びと悲しみ、出会いと別れを繰り返し、それでも共に生きていく夫婦の姿を、激動の21世紀中国を背景に映し出す。

監督は、『北京の自転車』、『我らが愛にゆれる時』で2度のベルリン国際映画祭銀熊賞に輝く、中国第六世代の名匠ワン・シャオシュアイ。夫婦が辿る、30年に及ぶ壮大な人間ドラマを丁寧に撮り上げた。

主人公ヤオジュンを演じるのは、『薄氷の殺人』のワン・ジンチュン。ヤオジュンの妻・リーユンを『黒衣の刺客』のヨン・メイが熱演。見た目だけでなく、年齢を重ねていくにつれ現れる内面的な変化までをも繊細に演じ切った二人は、本作で第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞&女優賞ダブル受賞の快挙を成し遂げた。

『在りし日の歌』
2020年4月より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
監督:ワン・シャオシュアイ
脚本:ワン・シャオシュアイ アー・メイ
撮影:キム・ヒョンソク
音楽:ドン・インダー
出演:ワン・ジンチュン ヨン・メイ チー・シー ワン・ユエン ドゥー・ジャン アイ・リーヤー
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 ヤオジュン(ワン・ジンチュン)とリーユン(ヨン・メイ)夫婦は、中国の地方都市で幸せに暮らしていた。一人息子シンシンが川辺で溺れて亡くなるまでは…。悲しみに暮れる二人は、住み慣れた故郷を捨て、心許せる仲間とも距離を置き、誰も自分たちのことを知らない町へと移り住む。そして、歳月は流れ…。

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