『テロ,ライブ』のキム・ビョンウ監督と主演のハ・ジョンウが再びタッグを組んだミリタリー・サバイバル・アクション『PMC:ザ・バンカー』が、2020年2月28日より公開されることが決定した。併せて、場面写真がお披露目となった。
韓国と北朝鮮の軍事境界線=DMZの地下30メートルに広がる巨大バンカー(地下要塞)を舞台に、極秘ミッションが世界レベルの“戦争”へと発展していく本作。韓国特殊部隊の元兵士で、今は民間軍事会社(PMC)の傭兵として作戦成功率100%を誇るエイハブは、依頼主であるCIAの密かな策謀、仲間の裏切り、国家間の政治的な駆け引きによってバンカー内で絶体絶命の窮地に陥ってしまい、本来は敵同士である北朝鮮のエリート医師ユンと共闘することになる。
監督は、『テロ,ライブ』のリアルタイムで進行する予測不可能なプロットで絶賛を博したキム・ビョンウ監督。今回はその手法を大胆にアップグレードさせ、地下バンカーでの熾烈なバトルを、P.O.V.やドローンの視点を取り入れた驚異的なカメラワークで描き、傭兵戦のスリルと臨場感を余すところなく堪能させてくれる。
主人公エイハブには、『テロ,ライブ』でキム・ビョンウ監督とタッグを組んだ、『神と共に』シリーズのハ・ジョンウ。エイハブと共闘する北朝鮮の医師ユンを、第72回カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』(2020年1月10日公開)も控えるイ・ソンギュンが演じる。
場面写真は、エイハブ(ハ・ジョンウ)率いる傭兵たちが銃を構える姿、そしてエイハブと共闘することとなる北朝鮮のエリート医師ユン(イ・ソンギュン)が険しい表情でバンカーを突き進む、緊迫したカットとなっている。
『PMC:ザ・バンカー』
2020年2月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
監督・脚本:キム・ビョンウ
出演:ハ・ジョンウ イ・ソンギュン
配給:ツイン
【ストーリー】 「北朝鮮の要人を捕らえ、安全な場所へ護送せよ」。CIAからの依頼を受け、11名の部下を率いてDMZの地下バンカーに潜り込んだ凄腕の傭兵エイハブ(ハ・ジョンウ)にとって、その任務はたった10分で成し遂げられるはずだった。しかし北朝鮮をめぐるアメリカと中国それぞれの思惑に翻弄され、信頼していた仲間にも裏切られたエイハブの部隊は、バンカー内で行き場を失ってしまう。暗殺者の汚名まで着せられたエイハブが死地を脱する唯一の道は、迫りくる敵の包囲網を突破し、北朝鮮最高指導者“キング”を地上へと連れ出すこと。やがて北朝鮮のエリート医師ユン(イ・ソンギュン)の協力を得たエイハブは、瀕死の重傷を負ったキングの蘇生に成功するが、すでに八方塞がりの彼らの行く手にはさらなる残酷な運命が待っていた…。
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