アーノルド・シュワルツェネッガー、『ターミネーター』シリーズについて「これで終わりだと思っていますが…」

1984年に第1作がジェームズ・キャメロンの監督・脚本で製作された、大ヒットシリーズ『ターミネーター』。その最新作で、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン、製作にジェームズ・キャメロンが復帰し、『デッドプール』のティム・ミラー監督が贈る『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、11月8日より公開される。このほど、11月5日にベルサール六本木にてキャスト&スタッフの来日記者会見が実施され、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナが出席した。

マスコミのフラッシュを浴びてゆっくりと登場したシュワルツェネッガーは、「私はボディビルのチャンピオンとして1972から日本に来ており、日本中でエクササイズを広めてきました。それ以降も、何度も来ていますが毎回帰る際には『I’ll be back』と言います」とニッコリ。

シリーズの一作目からサラ・コナーを演じているハミルトンは、シュワルツェネッガーと一緒に来日したことに関して「本当に心からうれしく思う。35年来の友情を培ってきたが、こんなに長い間、一緒にできる俳優さんはなかなかいない。二人の歴史がそれを可能にしたと思う」と語った。

対してシュワルツェネッガーは、ハミルトンと友情について「2作目の共演以降も、私が知事になっても友情は続きました。リンダは私の就任式にも来てくれた」と、二人の絆の深さをアピールした。

これから先、いつまでターミネーターを演じたいか?という質問に、シュワルツェネッガーは「まさか6作品も作られるとは思ってもみなかった」と述べつつ、「私自身はこれで終わりだと思っていますが、観客の皆さんがどう思われるか」と続編を匂わせるコメントも飛び出して、会場を沸かせていた。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』
11月8日(金) 全国ロードショー
監督:ティム・ミラー
製作:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツネッガー リンダ・ハミルトン マッケンジー・デイヴィス ナタリア・レイエス ガブリエル・ルナ ディエゴ・ボネータ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”。だが、その危機はまだ終わってはいなかった…。人類の命運を握る女性ダニー(ナタリア・レイエス)を守る謎の戦士グレース(マッケンジー・デイヴィス)と、女性の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター・REV-9(ガブリエル・ルナ)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とT-800(アーノルド・シュワルツネッガー)。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。

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