小関裕太、劇場で『ハリー・ポッター』ネタばらし「悪いガキンチョでした」

J.K.ローリングにより生み出されたファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ。1997年に第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」が発売されてから瞬く間にベストセラーとなり、日本では1999年に初めて出版された。このほど、書籍出版20周年を記念して、「魔法ワールドフェア at Shibuya Hikarie ShinQs」が、10月31日に開催スタート。その初日となるオープン記念イベントに、本シリーズの大ファンとして知られる俳優・小関裕太が登壇した。

今年24歳の小関にとって、幼稚園のころに出会って以来、まさに20年、常に側にあったという本作。「好きすぎるので、ひかないでください(笑)」と記者陣に笑いかけた小関は、初っ端から私物であるハリー・ポッターの杖を出してポージングするなど、イベントに大興奮の様子。

小学一年生のときに映画から本作の世界に魅了されていった小関は「映画の続きが気になるから、本を読みたいと親に相談した」そうだが、原作本は漢字が多く分厚かったので「母親が全ページにふりがなをふってくれた。今考えると本当に大変だったと思う」と、母親に感謝し、母の愛が詰まった思い出の一冊を見せてくれた。

「『ハリー・ポッターと賢者の石』は11回観た」という小関。「ひたすら字幕と日本語を交互に」観て、ストーリーも完璧に覚えてしまったらしく、映画館で「『この後、この人がやられるよ!』とか、周りのお客さんに聞こえるように言っている悪いガキンチョでした…(笑)。自慢したかったんだと思います」と反省しつつ、当時を振り返った。

シリーズ中、人生を変えた作品を聞かれた小関は「第一作目が僕の考え方のベースになっているので、生き方を変えてくれたと思っています。『ハリー・ポッター』がない世界は僕の中にない。頭の中はきっとファンタジー」と笑顔で語っていた。

会場では先行販売・初登場を含む約500点に及ぶ「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」シリーズの商品を販売。さらに、書籍の日本語訳を務めた松岡佑子が翻訳に使用した原書や、日本版の書籍アートワークの展示、非売品オリジナルグッズがもらえるクイズなど、作品の世界を楽しめるイベントになっている。

「ハリー・ポッターと賢者の石」書籍出版20周年記念
魔法ワールドフェア at Shibuya Hikarie ShinQs

期間:2019年10月31 日(木)~11月20日(水)
場所:渋谷ヒカリエ ShinQs

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