押井守「あらゆる意味で身幅を超えた映画」実力派・山岸謙太郎監督のクライムアクション『ディープロジック』2020年1月公開!

押井守監督により長編映画化された短編映画『東京無国籍少女』の山岸謙太郎監督による、“国家非常事態宣言”が発令された国を舞台に巻き起こるノンストップクライムアクション『ディープロジック』が、2020年1月18日より公開されることが決定した。

ミュージシャン崩れのフリーター、トウドウの前に、謎の女クリュウが現れる。彼女はゴシップ記者、警視庁公安部、国際テロリスト、さらには現役総理大臣からもその身を追われていた。彼女を守ろうとするトウドウは国家規模の大騒動に巻き込まれ、さらに無差別爆破テロにより事態は“国家非常事態宣言”発令にまで発展する。

監督は、初の長編映画『キヲクドロボウ』が第11回上海国際映画祭で入選、短編映画『東京無国籍少女』では映画祭の審査員長を務めた押井守に見初められ、後に清野菜名主演で同名長編映画化された山岸謙太郎。その後もスタイリッシュなエンターテイメントを意識した作風で国内外の映画祭で多数賞を受賞し、昨今ではインディーズにとどまらず、武田梨奈主演『三十路女はロマンチックな夢を見るか?』でメガホンをとった。

脚本は、小劇場界の中でも高い人気を誇る「劇団6番シード」の主宰・松本陽一が執筆。同劇団熟練の俳優陣を主演に迎え、さらには企画に賛同した20を越える劇団から140名もの実力派俳優陣が集結した。

本作は、劇団6番シードのPVに端を発し、ファンの声を受け長編の制作が決定。クラウドファンディングやスポンサー協賛ではなく、長編映画を4分割した短編として半年ごとに上映し、その収益で次の短編を作り、全4回上映することで作品が完成するという製作システムを導入した。作品の魅力に引きつけられた観客が群衆エキストラやボランティアスタッフとして参加し、総勢500名もの参加者を迎え、海外ロケを含む約50箇所に及ぶロケを敢行。ハリウッド並みの規模で撮影に臨み、2年の歳月を経て本作が完成した。

■押井守監督 コメント
あらゆる意味で身幅を超えた映画です。体裁なんか気にしちゃいない。人情ドラマもベタなギャグも避けて通らないのがヤマケン映画のいいところです。怖めず臆せず娯楽映画の王道を行け!

『ディープロジック』
2020年1月18日(土)より、新宿Kʼsシネマにてレイトロードショー
監督:山岸謙太郎

【ストーリー】 ミュージシャン崩れのフリーター、トウドウ。彼の前に現れた謎の女クリュウ。彼女はゴシップ記者、警視庁公安部、国際テロリスト、さらには現役総理大臣からもその身を追われていた。彼女を守ろうとするトウドウは国家規模の大騒動に巻き込まれ、無差別爆破テロにより事態は「国家非常事態宣言」発令にまで発展。クリュウの抱える謎とはいったい?