『ボス・ベイビー』を手掛けたドリームワークスが、人間とドラゴンの新たな冒険を史上空前のスケールで描く『ヒックとドラゴン』シリーズ最新作『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』が、12月20日より公開される。このほど、悪役である史上最凶のドラゴンハンター・グリメル役の声を松重豊が務めることが発表され、併せて予告編がお披露目となった。
予告編の冒頭では、ドラゴンが増え続け定員オーバーとなった、バイキングとドラゴンたちが共存するバーク島が映し出される。父の跡を継ぎバイキングのリーダーとなった“ヒック”は、相棒のドラゴン“トゥース”たちと共に新たな聖地を求めて引っ越しすることを決意するが、史上最凶のドラゴンハンター・グリメルが彼らを待ち受けていた。大海原を飛び回るたくさんの個性豊かなドラゴンたちのダイナミックな飛行シーンは、観るものすべてを冒険の旅へと誘う。そして、トゥースの前には美しいドラゴン“ライト・フューリー”が現れ、2匹が心惹かれ合うシーンも。ヒックたちは、ドラゴンハンターの手を逃れ、“幻の聖地”にたどり着くことができるのか?また、トゥースの恋の行方は!?
「ドラゴンと人間は敵だ!」と息巻く本作の最大の敵・ドラゴンハンター“グリメル”役の吹替には、俳優・松重豊が抜擢。実写作品では数々の悪役も演じてきた松重だが、アニメーション作品での悪役は初の挑戦となる。松重は「悪人を演じる方が実写ではやりやすいが、アニメ作品ではビジュアル的な悪さをどう声で表現するべきなのか、いろいろ考えた」と初のアニメ悪役への難しさを語りながらも、「白髪の大男の悪い奴っていうのは、まさに実写でも演じられるくらいぴったりなはまり役!」と自信を伺わせた。自身とグリメルのビジュアルも共通点だという自信もあってか、予告編では「ドラゴンを皆殺しにしてやる!」などのインパクト絶大なセリフも難なくこなし、絶対的な存在感を放つ。
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
12月20日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:ディーン・デュボア
原作:クレシッダ・コーウェル「ヒックとドラゴン」
日本語吹替キャスト:田谷隼 寿美菜子 深見梨加 田中正彦 松重豊
配給:東宝東和 ギャガ
【ストーリー】 かつてドラゴンは人間の敵だった。弱虫のバイキングの少年“ヒック”と傷ついたドラゴン“トゥース”の活躍で彼らは共存する道を選び、バーク島で平和に暮らしていた。だが、ドラゴンが増え続けたバーク島は定員オーバー。亡き父の跡を継ぎ、バイキングのリーダーに成長したヒックは、島を旅立ち、みんなと新天地を探し求める決断をする。しかし、大移動の旅の途中、最凶のドラゴンハンターに命を狙われ、“トゥース”の前には、白い謎のドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現す。2匹の恋の行く末は!?ヒックたちは、行く手を阻むドラゴン・ハンターから逃れ、無事に新たな楽園へとたどり着くことが出来るのか?
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